「ひるおび」でスーパーアキダイに「キャベツハラスメント」発動、視聴者ハラハラ

 平年の3倍以上に高騰したキャベツ。テレビ各局の情報番組はキャベツ高騰のニュースで持ち切りとなり、スーパーアキダイの秋葉弘道社長のテレビ番組出演回数も急増しているが、1月16日放送のTBS系「ひるおび」で、秋葉社長への“ハラスメント”を指摘する声が視聴者から寄せられている。

 この日、番組では1月9日に放送されたVTRをプレイバック。その中で、キャベツの価格について、「いつ頃下がってきそうですか?」という質問に対して、秋葉社長は「キャベツはですね、来週の木曜日(16日)以降、下がり始めますね」と断言。価格が下がる要因として、6日の降雨などを挙げていた。

 果たして秋葉社長の予想は当たるのか。スタジオからスーパーアキダイと中継で結び、その答え合わせをすることになったのだが、結果はみごと的中。秋葉社長は「下がりました。値下げのスイッチが入ったということですね」と店頭に並んだキャベツを指すと、値段は税込で378円。9日の429円(税込)よりも約50円下がっていた。

 その後、キャベツの価格予報を求められた秋葉社長は、「平年並みっていうのはなかなか厳しい」と見解を示しつつ、「大きいキャベツもだいたい200円前後までいくんじゃないかと思います。1月の終わり、2月の頭くらいには、大きいもので238円とか。小さいものだったら150円くらいか、そのくらいになると思いますよ」とコメントしていた。

 中継の終わりに、番組司会の恵俊彰は、「社長、(予想が)当たってますね」と声をかけていたが、SNSでは《秋葉社長にモリハラやめろ》《スーパーアキダイにもハラスメント》《キャベツハラスメントいい加減にしろ》といった反応が見られた。

「番組では、お天気コーナーを担当する気象予報士の森朗さんの予想がはずれると、恵さんが過去の発言までさかのぼって、ネチネチと追及していくのはおなじみの光景で、視聴者からはモリハラと呼ばれています。今回、番組が持ち出したのは、秋葉社長が出した1週間前の“キャベツ予報”でした。もしも予想がはずれていたら、ノーギャラ出演とはいえ、秋葉社長も恵さんからの“口撃”を受けていたかもしれません。予想が当たったからいいものの、多くの視聴者がハラハラしていたことでしょう」(メディア誌ライター)

 1月末のキャベツ価格は秋葉社長の予想どおり、小サイズ1玉150円台に落ち着くか。なりゆきを見守りたい。

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