「あまり聞いたことがない」宮根誠司が中韓で相次ぐEV火災に発した“浅すぎる質問”

 韓国で電気自動車(EV)の火災事故が相次いでいる。8月1日、仁川市のマンション地下駐車場でメルセデス・ベンツの電気自動車から火災が発生。16日にはソウル郊外で駐車中のテスラ社製の電気自動車から突然火が出た。

 19日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、報道フロアから藤田大介アナが16日に発生したテスラ社製の電気自動車で起きた火災事故を伝えた。駐車中の車体から白煙が舞い上がり、炎に包まれる様子もVTRで流れた。

 画面はスタジオに切り替わり、司会を務めるフリーアナの宮根誠司は藤田アナが慶応大の理工学部出身であることから、「藤田さん、理系なので聞きたいのですが、EVから突然出火なんてあまり聞いたことがないけど、あるのですかね?」と質問。藤田アナは電気自動車の出火事故は韓国で相次いでいることと、バッテリーやバッテリーを管理するソフトェアが原因である可能性があることなど丁寧に答えた。

 ただし、宮根の質問に藤田アナも驚いたと思うが、電気自動車の火災は世界中で起きている。最近でもポルトガルではレンタカー会社の駐車場で1台の電気自動車の火災が原因で200台以上の車が全焼。中国でも充電ステーションで車のバッテリーが突然爆発、炎が火炎放射器のように噴き出す事故が発生していた。

「なぜバッテリーから出火するのか。明確な原因はわかっていませんが、電気自動車からの出火事故はいま、世界的な問題となっており、宮根の『あまり聞いたことがない』との発言は、自身の勉強不足を認めたようなもの。ネット上でも《オイオイ、ニュースとか新聞読まないのかな》《中韓製のEVではけっこう起きてるのに》といった指摘が上がっていましたね」(週刊誌記者)

 時間調整のためどうでもいい質問を投げかけたのか、それともホントに知らなかったのか。いずれにせよ、視聴者をシラけさせた瞬間だった。

(石田英明)

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