「ミヤネ屋」の猛暑報道に視聴者が珍ツッコミ「牛久は茨城」「千葉じゃない」

 フリーアナウンサーの宮根誠司が6月24日、司会を務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。千葉県の牛久で最高気温が36℃を超えたことを伝えたのだが、SNS上ではヤジが飛んだ。

 24日は東日本を中心に気温が上昇。静岡市では午前中から35℃以上を記録して猛暑日となった。番組でも冒頭から宮根が「まずはお天気です」と切り出し、「千葉県の牛久では今年初めて36℃を超えて、東京でも33.4℃になるなど、各地で今年1番の暑さとなっています」と伝えた。

 同日更新されたウェザーニュースの公式Xによると、13時30分までに千葉県市原市の牛久で36.4℃を記録。猛暑日となった。

 宮根は牛久の気温を伝えただけだが、SNS上では《牛久は茨城県だよー。宮根さんは関西人だから仕方ないけど》《牛久は千葉じゃないぞ。誰か、茨城って気づいてやれよ》《牛久は茨城だよ》《ミヤネ屋で千葉の牛久、連呼していて笑う》とツッコミの声が上がったのだ。

 同じ現象は裏番組の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(TBS系)でも起こった。同番組でも気象ニュースの1つとして牛久が36℃超を記録したことを放送したが、SNS上では《ゴゴスマ、牛久は茨城だぜ。ワイドショーはやっぱり嘘つき》《牛久は茨城県だよ!間違うな!》と怒りの声がわき上がった。

「一部の視聴者は気づき、《千葉県市原市に牛久ってあるのよ》といったコメントがSNS上にも並びました。牛久というと、牛久大仏がある茨城県の牛久市を連想しますが、千葉県市原市にも牛久という地名があります。千葉県には我孫子や銚子、勝浦などに18の気象観測施設があり、牛久はそのひとつ。なお、市原市の牛久には、鉄道ファンに人気のローカル線・小湊鐵道の上総牛久駅があり、鉄道ファンにとっては、牛久といえば千葉かもしれません。ちなみに茨城県の牛久市に観測施設はないため、気温や雨量のニュースで取り上げられることはないと思っていいでしょう」(スポーツ紙記者)

 ちょくちょくリポーターの話を遮ることで不評の宮根も、今回の「牛久騒動」ではお気の毒と言わざるを得ない。

(石田英明)

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