「ミヤネ屋」中学生切りつけ事件の速報に視聴者イラッ「その質問いるか?」

 愛知県半田市の中学校で授業中に、2年生の女子生徒が同じクラスの男子生徒にナイフで切りつける事件が起きたのは12月4日。女子生徒は殺人未遂の疑いで逮捕され、その後、複数の刃物を所持していたことが明らかになっている。

 通報から約3時間後、この衝撃的な事件を速報で取り上げたのは同日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)。番組開始早々、中京テレビの記者が半田警察署前からレポートし、「女子生徒の身柄は半田警察署におかれ、現在取り調べが行われている」「中学2年の男子生徒が授業中に同じクラスの女子生徒に刃物で首を切りつけられたということで、男子生徒は病院に搬送されましたが、意識はあるということです」「刃物は折り畳みナイフと見られています」などと事件の概要を説明した。これを受けて番組MCの宮根誠司はこんな質問をぶつけた。

「これ、何の授業をしていたのかとか、そういうのはわかりますか?」

 この質問に対して記者は「そのへんの情報はまだ入ってきていないのですが、11時50分から授業が行われていて、こちらは授業が始まってから約20分後に起こったと見られています」と返していたが、SNSでは《何の授業? それ関係ある?》《その質問いるか?》《宮根さんもっと他に聞くことあるでしょう》などと疑問の声が噴出していた。

「宮根さんは何の授業をしていたのか、気になって仕方がない様子。まだ事件が発生したばかりで、情報が少ない中、他にケガ人はいなかったのか、女子生徒の様子など、他にもっと聞くべきことがあった気もします。視聴者がイライラするのも無理はありません。その後の報道によれば、国語の習字の授業中だったようですが、事件と授業内容に関連性はないようです。ただ、中継で記者が授業開始時刻を『11時50分』と誤ってレポートしたことに、宮根さんはさりげなく『何時から授業が』と問いただした一幕も。『10時50分』と訂正してもらったのは、さすがでしたね」(メディア誌記者)

 中継の後、「(凶器が)折り畳みナイフってことになると、自宅かどこかから持ってきたことになりますね」と私見を述べていた宮根。授業の内容よりも、女子生徒の動機が気になるところだ。

エンタメ