思いがけない形での好感度アップとなった。
TKO木下隆行が後輩芸人にペットボトルを投げつける暴力事件を起こしていたことを「週刊大衆」が報じている。
騒動をざっくり説明すると、昨年6月に行われたよゐこの濱口優と南明奈の結婚パーティーで、主催の木下が参加した後輩芸人たちから会費4000円を徴収。しかし、濱口は売れていない後輩に4000円を払わせるのは酷だと思い、会場代の全額を負担する男気を見せたが、木下が預かった会費は後輩芸人に返金されなかったとのこと。
そのため昨年末、オジンオズボーン・篠宮暁が代表して木下にこの件を問い質したところ、未開封のペットボトルを投げつけられ、左目を負傷したという。
当然のことながら、この暴力騒動で木下の好感度はガタ落ちしているが、一方で株が上がったのが濱口だ。
このニュースを見た人たちからは「濱口いい奴だな」「こういう気遣いが女性にモテるんだろうな」「ケチな人だと思ってたけど、やるじゃん」など、その粋な対応を称賛する声が多数上がっている。
「濱口は15年に放送された『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)で、人気ラーメン店『神座』からプレゼントされたゴールドカードを使い、後輩30人に無料で食事させたエピソードを得意げに披露。同カードは常連の有名人に広報の役割として与えられるようで、持っている本人だけでなく、同行者も無料になるというものですから、違反をしているわけではありません。しかし、濱口曰くこのカードを本気で利用しているのは濱口ぐらいとのことですし、いくら同行者OKといっても30人も連れて行き、無料で食事をさせるという行為がモラルに欠けていると判断され、批判を浴びた過去があります。先輩芸人であれば、ビシッとカッコよくおごってあげるべきというのが世間の抱く理想ですから、ケチというイメージが定着してしまいました。そのため、ラーメン代30人分を払わなかった濱口が、自身の結婚パーティーの会費を全額負担したことに驚く人は多かったようですね。“神座”の件は叩かれてしまったものの、今考えれば、これも後輩芸人のことを思っての行動だったことが伝わってきます」(エンタメ誌ライター)
見事に株が上がった濱口。贅沢を言うならば、あとは今回の騒動に先輩としてなんらかのアクションを起こして、収束させることに期待したいところだ。
(本多ヒロシ)