お笑いコンビ「トム・ブラウン」の布川ひろきが4月4日、自身のインスタグラムを更新し、ピースサインで微笑む元気な姿を投稿した。
布川は「トム・ブラウン布川です。骨折したらプリングルス無料券ゲットしました。とってもラッキーマン!!」とつづり、笑顔でピースをしていた。だが、左足には痛々しいギブスと包帯が巻かれている。
周知のように布川は、3日に行われた「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の企画「タッグ相撲」で相撲をとった際、土俵で倒れて左足人差し指を骨折する約1カ月のケガを負った。
TBSは「布川ひろきさんご本人をはじめ、所属事務所ほか、関係各所に大変ご迷惑をおかけしました」という謝罪文を発表しているが、SNS上では安全管理に不備があったのではないかという声が相次いでいる。
「企画の性質上、ケガのリスクは避けられませんが、そもそも『タッグ相撲』は明らかにコンビ間で体格差があり、いつか怪我人が出るのではないかと懸念されていました。昨年11月の同企画では、156センチ、42キロのヒョロガリ芸人・星河が出場し、変な方向に曲がって倒れ込んだため、視聴者から悲鳴が上がったばかりです。布川の事故も起こるべきして起きたという感じですね」(テレビ誌ライター)
骨折問題ばかりでなく、同番組は視聴率が伸び悩んでおり、松本人志がいなくなったことでスタジオパートにもキレがなくなったとも言われている。
「低予算の小粒な企画ばかりが量産された結果、今回のような事故につながっているのではとも言われており、一部の局関係者からは、『そろそろやめ時ではないか。次に事故が発生したらいよいよだね』という声も上がっているようです」(前出・ライター)
危険なマンネリ企画と松本不在という二重苦…。約10年続いた人気長寿番組にかつてない危機が訪れているようだ。
(ケン高田)