Kポップが日本を侵略中だ。紅白やレコ大に多数出場、もはや日本を席捲している韓国アイドル。が、これら勝ち組は一握りで、水面下には整形、過度ダイエット、極限衣装などは序の口、いじめや事務所ぐるみの枕営業など闇深い実態が隠されていた。日本とは比較にならない悲惨なKポップ哀歌に迫る!
今年のNHK「紅白歌合戦」では性加害問題の余波により旧ジャニーズ歌手が軒並み不出場、20年に日本でデビューしたNiziUを含めKポップ系グループが過去最多5組選出された。大晦日の歌謡界のひのき舞台でKポップ勢の攻勢が浮き彫りになった形だ。
「旧ジャニーズ不在だけでなく、Kポップの戦略がハマったことも躍進の要因です。戦略の1つに日本人メンバーの起用があります。今回、初出場となるMISAMOは、日本人メンバーのMINA（26）、SANA（26）、MOMO（27）による3人組。彼女たちはインスタグラムで若年層から絶大な支持を得ています。また、HKT48のセンターとして人気を誇った宮脇咲良（25）が所属するLE SSERAFIMは2年連続の出場。明確に日本進出を狙っています」（音楽ライター）
さらに「日本レコード大賞」ではENHYPENが「特別国際音楽賞」、NewJeansが「特別賞」「優秀作品賞」に輝くなど、韓流旋風は吹き荒れるばかりだ。しかし、これら日本で話題となっているKポップアイドルはごく一部に過ぎない。スターの座をつかむため、日夜、生存バトルが繰り広げられているのだ。特にあからさまなのが整形とセクシー衣装。韓国事情に詳しい芸能ライターによれば、
「整形大国の韓国では、ルックス重視で整形に前向き。中には整形を公言しているアイドルもいるくらい。顔で差が付かなければお次はエロ。MISAMOが所属するTWICEは昨年、楽曲『Talk that Talk』のMVの衣装が『ほとんど下着』と話題になったほど。昨年の紅白も胸元とミニ丈から覗く美脚が露わになった衣装に驚く人が多く『胸が気になって曲が入ってこない』『エロ過ぎて、逆に下品』とネット上で侃々諤々の大騒ぎに。顔が整っているのは当たり前で、その上、きわどい露出衣装で話題作りしないとKポップ界では生き残れないのです」
売れるためなら躊躇なく整形し、胸、脚など生身を晒す。それが韓流アイドルの王道なのだ。
一方、日本のアイドルはオーディションやスカウトを経て練習生としてレッスンをこなす。場合によっては寮での集団生活を余儀なくされ、競うようにデビューの夢を追う。その流れ自体は、韓国のアイドルと大きく変わらないが、鍛えられ方の中身が違う。ノンフィクションライターの高月靖氏が解説する。
「事務所によって異なりますが、スキャンダルの種になる外部との連絡を断つため、携帯電話が禁止だったアイドルも少なくありません。また、Kポップアイドルの魅力の1つであるスタイルのよさを維持するために激しい食事制限を課し、『まるで軍隊のようだった』と語る子がいるほど過酷な環境と聞きます。それでもデビューできるのは、ルックスやパフォーマンス能力に加えて、運も必須。人によっては、すぐデビューできる人もいれば、デビューまでに7年も耐えなければならない人もいます」
その過酷さはもはや現代版“女工哀史”のよう‥‥。
（つづく）
