松重豊の降板を恐れるテレ東が「孤独のグルメ」続編を秘密裏に決定?

 俳優の松重豊の主演ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の「Season8」が、10月から放送されることが決定。連続ドラマとしては、2018年4月期の「Season7」以来、約1年半ぶりの放送となるが、肝心の松重のモチベーションが心配だ。

 同名人気コミックをドラマ化した「孤独のグルメ」は、松重演じる輸入雑貨商の井之頭五郎が、仕事先で見つけた飲食店で“ひとり飯”を楽しむ姿を描くストーリー。2012年1月にスタートしてから根強い人気を誇っている。

 松重の代表作の1つとも言えるドラマだが、本人は意外と消極的かもしれないと、テレビ誌ライターは語る。

「実は放送開始当初、ひたすら飯を食べ続ける同ドラマに対し、松重は『誰が観るのだろう?』と懐疑的だったといいます。また、18年に『Season7』が決定したときも、松重は『視聴率も頭打ちなので、この際、閉店商法で『孤独のグルメ season final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが、却下されました』と、冗談とも本気ともつかないコメントを残しています。しかし、『Season7』の第1話では、シリーズ中の最高視聴率5.1%を記録。松重の心配をよそに『Season8』の視聴率も期待できそうです」

 また、役柄と実像が異なる点も松重の悩みかもしれないとテレビ誌ライターは続ける。

「ドラマの井之頭五郎は、酒は1滴も飲めませんが、大食漢。一方の松重は酒が大好きで、意外と少食。食事シーンの撮影前は、前日から食事を制限し、胃袋を休ませているようです。この陰の努力も、長年続けていくうちに負担になってきたのかもしれません」

 ウソかホントか、わからないが、「Season8」の決定はネットニュースを見た妻から知らされたという、松重。降板されないよう、テレビ東京が先に手を打ったのかも?

(石田英明)

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