「トミー・リー・ジョーンズすると…」国際弁護士の失言で「ひるおび」にステマ説

「なぜ誰も突っ込まない?」「まさかの全員スルー!」といったツッコミの声が寄せられたのは9月20日にオンエアされたTBS系情報番組「ひるおび」。この日、多くの時間を割いたのが19日(日本時間20日)に右ひじの手術を行ったエンゼルス・大谷翔平選手の話題。スタジオに医学博士の馬見塚尚孝氏を招いて、トミー・ジョン手術について詳しく解説した。

 今回、大谷選手にとって2回目の手術だったことについて、馬見塚氏は「2回目の手術は初回の手術よりも難しい」「普通のトミー・ジョン手術をもう1回トミー・ジョン手術する時はもう1回骨にしっかり穴を開けなければいけない」と説明。さらに執刀を務めた現地医師の「2025年には(打撃とピッチングの)両方をこなせるようになるだろう」とのコメントを紹介し、馬見塚医師は「(ピッチングの復帰が)2025年ということであれば、自分の腱を持ってきた。そちらのほうの可能性が高い」と推察した。

 司会の恵俊彰が「八代さん、これはすごい朗報で、だから1日でも早く大谷さん、手術したかったってことなんでしょうね」とコメントを求めると、国際弁護士の八代英輝氏は「そうですよね。しかもトミー・リー・ジョーンズすると復帰率であったり、速球投げられる程度であったりっていうのは少しずつ2回目は落ちるじゃないですか。それを回避することもできてるって考えていいんでしょうね」と述べた。

 トミー・ジョン手術を「トミー・リー・ジョーンズ」と言い間違える失態に、SNSでは《今トミーリージョーンズって言った?》《トミーリージョーンズ手術!》《どの惑星の話だよ》《誰も突っ込まないのはなぜ?》といったコメントが殺到していた。

「言うまでもなく、トミー・リー・ジョーンズは『逃亡者』(93年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したアメリカの名優。現在、役所広司さんと共演する缶コーヒーのCMがオンエアされていますが、このCMが『ひるおび』内でも流れたことから『ステマじゃないのか』といった声も…。実は八代弁護士が『トミー・リー・ジョーンズ手術』と言い間違えたのはこれが初めてではなく、過去の放送でも、周囲は誰も訂正しませんでした。もしかしたら同じTBS系のバラエティー『水曜日のダウンタウン』の仕込みで、わざと間違えている可能性もあります。『国際弁護士がトミー・リー・ジョーンズ手術と言っても誰も突っ込まない説』の検証をしているように映りました」(放送作家)

 トミー・ジョンは初めてジョーブ博士による腱移植手術を受けた元メジャーリーガー。ハリウッド俳優と混同しないよう、くれぐれも注意したい。

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