乃木坂46の久保史緒里が、7月20日に都内で行われた劇団☆新感線43周年興行・秋公演「いのうえ歌舞伎『天號星(てんごうせい)』」の製作発表に出席した。
同作は作家、中島かずきの新作で江戸の町を舞台に闇組織の派閥抗争を描いた作品。同劇団の公演を観劇したことがあった久保は自身にオファーが来たことに感激しており、「乃木坂と活動している自分とは違う自分が見せられたら」と意気込みを見せた。
一方、主演を務める俳優の古田新太は、久保の印象について聞かれると「チャーミング」と答えた上で、「本番が終わったころには、俺のことを『おとっつぁん』と呼んでくれたら嬉しいなと思っております。それぐらい手なずけたい」と語った。その言葉を受けた久保も、「ぜひぜひ、終わるころに『おとっつぁん』と呼べたら嬉しいです」と、返答している。
さらに久保は、「いつかお酒を飲み交わせたら嬉しいなと…」と、酒が大好きな古田と一緒に杯を交わしたいともおねだり。これを聞いた古田は「明後日!」と即答した。
この久保と古田のやりとりを見た乃木坂ファンからは、《古田さんと飲みに行けば、演技論たくさん学べそうだし、女優としてステップアップできること間違いないね》《まいやんに続いて、久保ちゃんもよろしくお願いします》など、古田と飲みに行くことをプッシュする声が多く見られている。
「実は、古田は19年に放送されたドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)で、当時はまだ乃木坂に在籍していた白石麻衣と共演しているんです。『古田=白石がとてもお世話になった人』という印象が乃木坂ファンには強いようですね。6月1日発売の『週刊文春』によれば、当時まだ本格的に演技を学んだ経験がなかった白石は、自分の演技になかなか自信を持てずにいたそうで、古田のことも最初は怖い人だと思っていたそうです。しかし、その予想はいい意味で裏切られ、古田から同作の撮影終わりに『麻衣ちゃんのお芝居、好きだよ、絶対に続けなよ』と声をかけられ、その古田からの一言で白石は女優としてやっていけるという自信を持つことができたそうです」(アイドル誌ライター)
この記事を見た乃木坂ファンは、白石がアイドル卒業後も女優として活躍できているのは古田のおかげと認識しているのだという。久保に関しても、「どうする家康」(NHK)に出演するなど女優としての活躍も目立つだけに、古田と酒を飲むことは、彼女の演技にとってプラスになるととらえているようだ。
ただ、古田が指定した「明後日」は、乃木坂が沖縄公演だったため、飲み会は延期された可能性が高い。
とはいえ、いつの日か酒を酌み交わし、ベテランの怪優から演技論など学んでほしいものだ。
(石田安竹)