ダイヤモンド ユカイの娘が「シンクロ界の母」と歩む五輪代表への道

 伝説のロックバンド「レッドウォリアーズ」のボーカルで、現在はタレントとしても活躍するダイヤモンド☆ユカイ(61)。以前からSNSやブログで紹介されるロック歌手らしからぬイクメンぶりがたびたび取り上げられているが、3月27日に更新された彼のブログがネット上で話題になっている。

 その内容は《昨日の日本選手権の予選会、通過しました。(中略)ニーチェ、上手くなってるよ。やはり、俺の子だな。俺の血だな。》というもの。ニーチェとは長女の田所新菜選手の愛称で、その愛娘がアーティスティックスイミング(旧名シンクロナイズドスイミング)日本選手権の予選を突破したことを喜んだのだが、彼女はまだ中学2年生。ジュニア世代の選手が大人の選手に交じって日本選手権に出場するのは簡単なことではない。

 実は、昨年から親元を離れ、所属するスイミングスクールで寮生活を送っているとか。しかも、そこは〝シンクロ界の母〟と呼ばれる日本代表コーチ・井村雅代氏が代表理事を務める「井村アーティスティックスイミングクラブ」だ。

「新菜選手は当時小学生だった20年、ジュニアオリンピックの全国大会でチーム(団体)は準優勝、個人も7位に入賞したジュニア世代トップクラスの選手。現在の所属クラブは日本のみならず世界でも最高峰の選手養成機関。多くの五輪代表選手やメダリストを輩出しています」(スポーツジャーナリスト)

 同競技は10代で代表チームに選出されることも珍しくなく、昨年は当時14歳の比嘉もえ選手が史上最年少でメンバー入り。世界選手権で3つのメダルを獲得している。
「彼女は新菜選手と同じクラブ。今度の日本選手権やその先の大会などで結果を残せば、代表入りも夢じゃない。特に若いので伸びしろが大きく、今後の成長次第では24年のパリ五輪代表のチャンスもあるはずです」(前出・ジャーナリスト)

 日本選手権水泳競技大会・アーティスティックスイミング競技は5月1日から3日にかけて開催。ステージで熱い歌声を披露する父親に負けないパフォーマンスを見せてほしいものだ。

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