ツナマヨ騒動再び!? 「ジョブチューン」ロイヤルホストのパンケーキで炎上

 TBS系列の人気番組「ジョブチューン」の11月26日放送回で行われた、超一流フレンチ料理人による“辛口ジャッジ”が波紋を呼んでいる。

 企画に挑戦したのは人気外食チェーン・ロイヤルホスト。従業員のイチオシメニュートップ10を7人の一流料理人がジャッジしたのだが、4位として選出されたパンケーキ(495円)には料理人達の辛口コメントが飛び交った。

 看板メニューであるパンケーキのジャッジにあたり、ロイヤルホストの企画・開発担当者は創業当時から変わらない“ゴールデンブラウン”の焼き色と、3枚重ねのクラシックなスタイルにこだわりを持って提供しているとプレゼン。合格のジャッジが期待されたが、試食をした料理人達は険しい表情を見せ、不合格の結果に終わってしまった。

 不合格を出した料理人はパンケーキについて「すごく失礼な言い方をしてしまうと、家でも焼けるんじゃないかってちょっと思ってしまった」「鉄板で焼き目がなんとかっておっしゃってましたけど、今フライパン進化してるんで、家で焼いても大体こういう色には…(なる)。そこを推されても、みたいな。味的にはどう反映されるんだろう?」「3枚重なってて、何が1枚と違うんだろう」などと、コメント。一流料理人による辛口評価は同企画の見どころともなっているが、今までのジャッジの中でもかなり厳しめな印象を受ける。

「あまりの辛口コメントに、多くの視聴者が衝撃を受けたようで、ネット上では《ロイホ以上に美味しいパンケーキは無いと思ってた…不合格に納得いかない》《家でも焼けるようなパンケーキかもしれないけど、手間を考えたらこの低価格で食べられるのがありがたいのに》など、評価に不満の声が殺到。放送後から翌日まで、Twitter上では『ロイホ』や『パンケーキ』などのワードがトレンド上位に上がり続けました」(メディアライター)

 辛口ジャッジの波紋は、さらに広がり続けている。

「ジャッジを担当した料理人のレストランのグーグル口コミが、低評価で荒らされる事態に発展しています。《家で作れそうな料理》といったコメントなど、番組視聴者の嫌がらせと思われるコメントが殺到し、炎上状態に。同番組は以前にも、ファミリーマートの和風ツナマヨネーズおにぎりを厳しく評価した料理人が視聴者の反感を買い、大炎上しました。当時も同料理人の店のレビュー欄が荒らされるなど、視聴者による嫌がらせ行為が横行。庶民に親しまれる人気商品を、一流シェフが酷評するという番組の構図に問題があるという声も聞かれます」(前出・メディアライター)

 評価に納得がいかなくとも、ジャッジした料理人への嫌がらせなど許される行為ではない。ネットで炎上するほど注目を集めたという証拠だが、こうした行き過ぎた反応には番組側も頭を痛めていることだろう。

(浜野ふみ)

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