マクロ経済やオタク文化に精通し、主に昼の情報番組やラジオで活躍する経済アナリストの森永卓郎氏が、深夜ラジオではふだんとは異なる素顔を覗かせて、霜降り明星の2人とリスナーを驚愕させていた。
森永氏は9月2日深夜に放送された「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)にゲスト出演。「たぶん、業界で番組を降ろされた数、私トップだと思います」と前置きして、「出禁」や「共演NG」について赤裸々に語った。
霜降り明星・せいやから「松田聖子さんに告白して“共演NG”っていうのが…」と話を振られた森永氏は、かつてニッポン放送の松田聖子の特番で共演したエピソードを語り始めた。かつて俳優の阿部寛とドラマで共演した際、「台本は前の日に頭に入れておくもの」という話を聞いていたこともあって、森永氏は「1週間前に台本もらって朝起きてから寝るまで、読み込んで読み込んで完璧に頭に入れて」と当時を振り返った。
しかしいざ本番を迎えると、やや小さめのスタジオだったことから、松田聖子と森永氏の距離は50センチほど。オープニングテーマが終わって「さあしゃべるぞ」と森永氏が顔を上げると、アクシデントが発生。森永氏は、「私の視線と松田聖子さんの視線がス~、ピタッて合った瞬間、頭が真っ白になっちゃって台本ぜんぶ飛んじゃったんです」と回顧し、さらにラジオでは15秒以上の沈黙が続くと“放送事故”の扱いになることから、「でも台本が(頭に)ないんです。で、じっと松田聖子さんの瞳を見つめたまま、私、一言『好きです』って」と明かすと、せいやはすかさず「ヤバ!」とリアクション。粗品も「こわいわ~」とドン引きの様子だった。
「衝撃の“告白事件”はおよそ10年前のことで、森永さんがつい先日にスタッフ経由で松田聖子さんの事務所に確認したところ、いまだ共演NGは解けていない様子だったそう。また、森永さんはこの後、中島みゆきさんとのエピソードも披露。中島さんは2002年の第53回紅白で富山県の黒部ダムで『地上の星』を熱唱したのですが、芸能リポーターから『口パクだった』という話を聞いた森永さんは、中島さんが『オールナイトニッポン』に出演しているスタジオに乗り込んで、口パク疑惑の真偽を尋ねたとか。中島さんはていねいに生歌だったと説明し、口パクを否定したそうですが、生放送中の直撃に、せいやさんが『こわい、メッチャこわい』『新しい犯罪』とツッコミを入れていました」(メディアライター)
ラジオ番組ではこれまで霜降り明星が「モリタク」とさんざんネタにしてきた森永氏。今回、本人の口から「共演NG話」が明かされたが、SNSでは《モリタクさんドキドキをありがとう》《腹ちぎれるほど笑った》とネット上でも大盛り上がり。再登場を願わずにいられない。