「屋上で母親がマッパに…」河井ゆずるの極貧エピソードがエグすぎる

 実家が貧乏だった芸人といえば、とんでもないボロ家に住んでいたサンシャイン池崎や4人兄弟のために満足にご飯も食べられなかったというノンスタイル・石田明が有名だが、アインシュタインの河井ゆずるも負けてはない。大学進学を諦めきれない弟のために、バイトで稼いで学費を工面した話は有名だが、2月10日放送の「ナゼそこ?標高2000m超…まるでマチュピチュ(秘)岩石宿&ボロボロ秘境宿SP」(テレビ東京系)に出演して、驚きの住宅事情を明かした。

 この日のテーマは「ボロボロ秘境宿」で、VTRでは標高2089メートルの山奥にある宿を紹介。屋根を支える梁は折れ、廊下や入り口が傾いている危険な状態のため、オーナーみずから大工仕事で補強を施していた。このボロ宿に匹敵する極貧エピソードを公開したのが、河井ゆずるだった。まだ芸人になる前に母と弟の3人で暮らしていた頃の話として、

「お金ずっとなかったんですけど、18の時にもともと住んでいたアパートの家賃が払えなくなって心斎橋の飲み屋街のど真ん中にある雑居ビルの屋上にボロボロのトタンの屋根の、もともとはモップとかホウキが入っていた掃除用具入れやったんですよ」

 そこで不動産業者は「ここやったら住んでいいよ」とOKを出したものの、河井と弟は「いやいや、ナメるな!」と反発。「なんでモップとホウキを除けてここに住まなあかんねん」と思って母親を見たところ、不動産業者に「宜しくお願いします」と頭を下げていたため、雑居ビルの屋上のボロ家に住むことに。母屋と風呂場は別々の建物に分かれていたこともあって、入浴するのも一苦労だったようで…。

「脱衣場も何もないので寝る場所のところで母親が一回マッパになって、真冬とかは心臓に負担がかかっちゃうので止まらんようにダンダンダンって(心臓を)叩いてから、くのいちみたいにダダダダッて走ってお風呂行くっていう」

 屋上をマッパで駆けて風呂場に行くという驚愕エピソードに、スタジオは大きな笑いに包まれた。

「河井さんといえば、こだわりのインテリアでそろえた自宅を公開して話題になりました。家具だけでなく、ドライフラワーや一流ブランドの石鹸など細かいところまでオシャレを追求。部屋作りには200万円以上を費やすほどのこだわり派ですが、10代の頃に掃除用具入れに住んでいたエグい時代の反動かもしれませんね」(芸能ライター)

 2月1日には朝の生番組「ラヴィット!」(TBS系)でMC川島明のピンチヒッターをみごとに務めあげた河井。この勢いのまま、ビルまるごと一棟を手に入れる日は!?

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