ストーリーが激変したとして、ある漫画がネットで注目を集めている。漫画ゴラクで連載中の漫画「銀牙伝説ノア」だ。
「同漫画は犬が主人公。凶暴な熊と戦ったり、ライバルの犬集団と抗争を繰り広げる物語です。作者は高橋よしひろさん。少年ジャンプで83年から連載していた『銀牙 -流れ星 銀-』から始まったシリーズになります。ジャンプマンガらしく友情で結ばれた犬が戦い、勝利を収めるというのが基本的なストーリー。ノアになってからもそれは基本的に変わらなかったんですが…」(マンガ誌編集者)
それが昨年春ごろ、劇中で巨大隕石が落ちてからストーリーが一変。なんと犬たちが地球外知的生命体と戦うという、とんでも展開を見せたのである。
「敵は隕石でやってきた異星人。回虫のような未知の生物がライバルの犬に寄生し、主人公たちとバトルを繰り広げています。この異星人は最近になって、宇宙空間のダークマターを引き寄せ、無限のパワーを利用できることがわかりました。さらに襲ってきた異星人と敵対する別の宇宙人も登場。その宇宙人は地球の生命体を創り出した存在だと明かされています。地方を舞台にした犬たちの物語が、宇宙規模の生き残り戦争になってしまったわけです」(前出・マンガ誌編集者)
犬たちが異星人とどう戦っていくのか、今後の展開に注目が集まっている。