歌手の小柳ルミ子が10月18日、自身のオフィシャルブログを更新。ディナーショーやコンサートの依頼が来ない現状を嘆いた。
小柳は「私が聞きたいです」というタイトルでブログ記事をアップ。ファンから届いた「ルミ子さん、ディナーショーやらないんですか?コンサートもやって欲しいです。しっかり安全対策して行きたいです。ダンス見た〜い」というコメントを紹介し、それに対して「私の方が聞きたいです」「何故、私にはオファーがないの?」「コンサートもディナーショーもやりたくてやりたくて仕方ないのに」と切なる思いをつづった。
さらに「コロナ禍であってもコンサートやディナーショーをやってる歌手も沢山います」と明かし、「何故 私にはオファーが来ないのか…私に力がないからなのか…それとも…」と落胆。最後は「バンドでやりたい!! 仲間達に会いたい!!」と叫び、「日本中のイベンターの皆さん是非宜しくお願いします」とまさかの“逆オファー”で締めた。
ネットでは《コンサートして欲しい!紅白出て欲しい!新曲も出して、めちゃかっこいいのに、なんで出れないのかが不思議!》《ステージの女王ルミ子様。みたいです。それならYouTubeでライブやって下さい!大ヒット曲を歌って踊って欲しい》といったファンの熱望がある一方、《今は、コロナで大変な時期で、高い料金出してまで、見に行かない!こういう時こそ!安い料金で、人数制限して見てもらった方が、歌手としての価値が上がるのでは?》《小柳ルミ子さんの芸の実力はすごいと認識しています。ただ、ファンが見たい聴きたい小柳ルミ子と、ルミ子さんがやりたい見せたいもののギャップが大きいのだと思います》などの分析も見られた。
「小柳に限らず、昨年、今年はコロナ禍の影響でライブ、ディナーショーは多くが中止となりました。小柳も昨年は仕事が4カ月間全くなくなり、20年4月に予定されていたデビュー50周年記念イベントも中止に。7月には引退も考えるほどだったといいますが、サザンオールスターズの桑田佳祐が当時『週刊文春』で連載していたコラムで小柳を絶賛していたことを知り、感激して引退を撤回。トレーニングで往年の歌声も取り戻し、今年1月に開催されたクルーズ船での豪華ディナーショーも成功させました。御年69ですが、まだまだやれるという気持ちが今回のブログに投影されたのでしょう」(芸能記者)
全てがコロナ前に戻ることは難しいかもしれないが、エンタメ界が一日も早く通常運転できるよう祈る。
(柏原廉)