「頼む〜、たいぶしゃべっとるぞ、俺も」
こう言って生放送中にガックリと肩を落としたのは「ミヤネ屋」でキャスターを務めるフリーアナウンサーの宮根誠司(57)。3月9日放送の「ミヤネ屋」で取り上げたのは、アメリカやイギリスでオンエアされたメーガン妃の“暴露インタビュー”第2弾。そこでメーガン妃は「王子と結婚後に王室内で孤立した」「助けを求めたが拒否された」「何度も死のうと思った」などなど“爆弾発言”を連発。大きな波紋を呼んだが、同番組が着目したのは、インタビュアーを務め、こうした発言を引き出した大物司会者・オプラ・ウィンフリー氏だった。
「オプラ氏は1976年に22歳にしてローカル局のニュースキャスターを務めると、ニュースに感情移入して泣き始めるなど、個性を発揮してその人気は全国区に。32歳から司会を務めた『オプラ・ウィンフリー・ショー』は世界145カ国で放送されるほどの人気で、アメリカのショービジネス界では、どんな大物でも彼女からのオファーは断れないほどの実力者。その人脈は政財界やスポーツ界にまでおよんでいるそう。『ミヤネ屋』ではそんなオプラ氏の年収を約330億円、総資産は約3000億円と紹介したところで、宮根さんが『年収が!?』と驚きの声をあげ、ついつい『頼む〜』と本音がこぼれてしまったようですね」(テレビ誌ライター)
オプラ氏の「330億円」という驚愕年収が紹介されると、宮根はスタジオのボードを指しながら、「これだけで…映像ナシでだいぶしゃべっとるぞ〜。330億円…昨日、牛丼食べたよ」と冗談まじりにコメントしてスタジオを盛り上げたのだった。
「たしかに330億円というのは日本の司会者の年収では考えられないですね。しかし宮根さんといえば、『ミヤネ屋』のギャラについて1本100万円と報じられたこともあり、億単位の年収があるのは事実。仮に3億円としても、100倍以上の開きがあるので、ショックを受けるのは当然かもしれませんね」(芸能記者)
以前は独走状態と言われた視聴率も最近では裏の「ゴゴスマ」(TBS系)に抜かれることもあるという。それでも「だいぶしゃべっとるぞ〜」と自身の年収をギャグにできるということは、司会の座はしばらく安泰なのかもしれない。
(あまねかずこ)