自宅は「4LLDDKK」の超豪邸!ボビー・オロゴンの投資術

 タレントのボビー・オロゴンの驚異の錬金術が話題になっている。7月放送のトーク番組「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)に出演した際は次女から「山を買ったほど儲けた」ことを暴露されている。だからだろうか、「最近、投資タレントとして、ボビー・オロゴンの名前がキャスティング会議で頻出するようになったんですよ」と明かすのは、民放局の番組スタッフだ。

 ボビーといえば2000年代前半、奇妙な日本語を話すおバカタレントとしてブレイクしたナイジェリア人。当時と比べ、テレビで見る機会は減っているが、近年は投資本を刊行し、資産運用術に詳しい一面を披露している。いったい、ボビーは投資でどれだけ稼いでいるのか。大手投資信託会社の関係者が言う。

「ボビーは6年前のアベノミクス相場の際、手持ちの資金以上に取り引きできる日経平均先物に投資して大儲け。それまで2LDKの物件に家族6人で住んでいたらしいのですが、埼玉に『4LLDDKK』の超豪邸を購入したほか、千葉にも3億円の別荘を持つまでになったんです」

 さらに、その投資哲学についても、

「世界をアメリカ、ヨーロッパ、新興国、日本の4ブロックに分ける、というのが彼の考え方の特徴ですね。そのうえで『国際情勢などを参考にして、世界の投資マネーがこれからどこに向かおうとしているのかを見極め、マネーの集中が見込まれる地域に投資している』と著書や講演で語っています。これは実に合理的で、損をしにくい考え方ですよ」

 おバカタレントの姿からは信じられないスゴ腕投資テクを持つボビーだが、ひところ大ブームとなった仮想通貨についても、

「まだ誰も話題にしていない8年前から目をつけてごく安値で買い、合計1億円以上儲けていると聞きます」(前出・大手投資信託関係者)

 ボビーが取り込んだ「アベノミクス相場」「仮想通貨バブル」。なぜ、いち早く「儲けのシグナル」をつかみ続けられたのか。その真相を語るのは、民放局スタッフだ。

「ボビーは儲かる情報を収集するためのネットワークを知人たちと構築して、日々勉強に励んでいるんですよ。そして、意外な有名芸能人が情報収集ネットワークのキーパーソンとなっている。アグネス・チャンですよ。彼女とボビーの二人で外国人エキストラなど、さまざまな在日外国人に声をかけ、各国のマネー情報をかき集める会を主催しているんです。その中には、ハーバード大卒のインテリとして知られるパックンマックンのパックンもいて、他のメンバーも精鋭ぞろい。『自分も会に入りたい』と多くの芸能人がボビーの楽屋に押し寄せるほどなんです」

 元々、父親が貿易関係の仕事で、6歳の頃からビジネスの基本を学んだというボビー。多様な人脈から儲かるマネー情報を先回りして収集する手法は、芸能人ならずとも模倣できそうだ。

マネー