やはり、理想のタイプというのは歳月を経ても変わることはないのか……。
女優の矢田亜希子(41)が11月27日、フジテレビ系で放送された「ダウンタウンなう」の人気企画「本音でハシゴ酒」に登場。番組では矢田のマネージャーをはじめ関係者らの証言により彼女の「ヤンキー疑惑」を検証。「軟弱な男に魅力を感じない」と言う矢田は、「鏡ばかり見ている人はちょっと……」として、山崎夕貴アナウンサーから「身だしなみはちゃんとしていいた方がいいじゃないですか。鼻毛出てるとかは嫌なんですよね?」と問われ、「鼻毛出てたら可愛いと思います。胸毛も本人が大丈夫だったら、私は全然いいと思いますよ」と、野性味あふれる男性に魅力を感じると強調。山崎アナから「そのくらい野蛮なほうがいい?」と水を向けられると「野蛮なほうがいい!野蛮なほうがいい!」と二度繰り返し、ダウンタウンら共演者を驚かせた。芸能記者が語る。
「というのも、矢田の元夫は元俳優だった押尾学ですが、彼は09年8月に起こした事件で違法薬物の譲渡や保護責任者遺棄致死罪などの罪に問われ、実刑判決を受けた。結果、矢田は逮捕の4日後に離婚し、シングルマザーとして1人息子(13)を育ててきたという経緯があります。つまり、いろいろな意味で元夫は相当ワイルドだったと言っていい。にもかかわらず、今もって『野蛮なほうがいい!』と元夫を想像させるような発言したことに、驚いた視聴者は多かったのではないでしょうか」
案の定、SNS上には《そういうコメントすれば、元旦那の事を蒸し返されるのわからないのかね?》《もちろん矢田さんに責任はないけど野蛮な元夫のせいで尊い命が犠牲になったことを覚えてない?》《よくこの野蛮好きな発言をオンエアOKしたな》などシビアな声であふれかえった。
さらに番組で「どんなタイプが好き?」と聞かれた矢田が、「昔から思っていたのは『ろくでなしBLUCE』という漫画の前田太尊(主人公)」だとすると、すかさず、坂上が「ヤンキーそのまんまじゃん」と畳みかけ、矢田は「普段は女性に告白できないけど、いざというときは強いみたいな。そんな人がいい」と“理想の男性像”を明かしたのだった。
「番組ではマネージャーの証言として、彼女が宇梶剛士と赤井秀和と共演した時、大喜びした、というエピソードを紹介したんですが、赤井は『浪速のロッキー』と言われ、喧嘩ファイトで鳴らした元ボクサー。一方、宇梶は元暴走族の総長ですからね。思わず、浜田も『暴走族やん!』とツッコミを入れ、坂上も『本物だから!』と苦笑い。矢田といえば、元夫の押尾とハワイ旅行に出かけた際、刺青が彫られた押尾の背中にオイルを塗ってマッサージする姿を週刊誌に撮られて大きなイメージダウンとなりましたが、まぁ、時を経ても理想のタイプというのは変わらないということでしょうね」(前出・芸能記者)
もちろん、独身の矢田がどんなタイプを好きになっても責められるべきではない。ただ、矢田の幸せを願うファンとしては、同じ過ちだけは繰り返してほしくないはずだ。
(灯倫太郎)