《すごいな、ってか偉い。このご時世、結婚して子供もいるのに、実名上等でEDとか元カノの話しするのか。お茶の間の人気者になっても、芸人としてトガった心を忘れないのは偉い!》と、称賛の声が上がる一方、《えっ、まさかのピーなし実話?これはあかんと思うわ。知りたくない、聞きたくない人が沢山いそうだし》と、妻子がありながら、ラジオで元カノとの性ライフを告白した劇団ひとりに、SNSでは賛否の声が上がっている。
劇団ひとりが、ED(勃起不全)の経験談を語ったのは、9月15日深夜放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)でのこと。太田光の相方・田中裕二が新型コロナに感染した影響で、急きょピンチヒッターで出演することになったのだが…。
本人いわく二十歳くらいの時に地方の営業先で女性と“いい感じ”になり、行為に及ぼうとするも途中で、「気持ち悪い」と逃げられてしまった劇団ひとりは、しかたなく部屋に戻り、一人でイジっていたところ、突然入ってきたブラックパイナーSOSの内藤正樹に、その行為を目撃されてしまったという。
すると、その日を境に、「いざそういう情事になると、その日のことを思い出しちゃって。また内藤が来るんじゃないか」と考えるようになり、行為に集中できない日々が3〜4年続くように。そんな彼を救ってくれたのが、当時交際していた“彼女”だったという。
「番組で、ひとりさんは『すごい好きな彼女ができたから、この子をどうしても喜ばせたい』という気持ちが強くなり、3、4カ月ほど禁欲生活を送り、一瞬だったものの、ついに成功したことを告白。『俺はできた!っていう既成事実で治ったんですよ』と振り返りました。そこですかさず太田さんが『それ誰よ?』と聞いたところ、ひとりさんは素直に『それはなかのよいこさんという(当時)石井光三オフィスにいた芸人さんです』と明かしたんです。ちなみに彼女とはその後は別れてしまったが『本当に真剣にお付き合いしてましたから。その方がきっかけで、EDを卒業させていただきました』と感謝の気落ちを真摯に語ったことで、リスナーとしては、ま、昔の甘酢っぱい思い出話の延長として、さほどの違和感は覚えなかったんですが……」(ラジオリスナー)
ところが、この発言がSNSで取り上げられたことで騒動に火がつき、ネット上には賛否の声が寄せられるようになったというのだ。週刊誌の芸能記者が語る。
「元カノのなかのは、過去に『進ぬ!電波少年』(日本テレビ)にも出演していた、早口のしゃがれた関西弁が特徴の女芸人で、ひとりも以前から彼女との交際を隠すことなく、『ロンブー龍』(日本テレビ)や『退屈貴族』(フジテレビ)などで告白していた、いわば”公然の仲”だった。ひとりが結婚した際も、彼の出演番組で、持ちネタである浅野温子の真似でVTR出演したこともあり、当然、妻の大沢あかねも彼女の存在は知っていたはずです。ただ、今回は『ED克服』という、ネタにしてもいささか話がリアルすぎたかもしれません。しかも、昨年、大沢との間に第3子となる女児が生まれたばかりというタイミングでの発言ですからね。妻である大沢が今回の発言をどう受け止めたかはわかりませんが、『下手すれば、離婚問題に発展しかねない』という関係者もいますから、過去のこととはいえ、ひとりが、”口は禍の元”という諺を改めて痛感したことは間違いないでしょうね」
ともすれば、現在の妻との円満な夫婦生活は、元カノによる「ED克服のおかげ」とも捉えられかねない。今回の番組では太田が大沢に対しておなじみとなった“ブスいじり”を炸裂させて劇団ひとりを激怒させていたが、果たして、妻の心境はいかに……。
(灯倫太郎)