常盤貴子さんはやっぱりシャレがわかる女優だった!? 7月24日、インスタグラムに「コマーシャルのための衣装合わせ」とのコメントとともにアップした1枚の写真が大反響を呼んだ。スタッフに囲まれてご満悦の常盤さんが右腕にハメているのは、なんと養生テープ。引っ越し屋さんが家具を運び込む際に、壁や柱が傷つかないように保護するために使われる“ガテン系”のシロモノだが……。事情を知らないファンは首をかしげたに違いない。
「じつは常盤さん、その前日の23日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）に出演し、その際に腕につけていた緑色のブレスレットがネット民の注目を集め、《常盤さんがつけてるバングルが養生テープにしか見えない》《養生テープが最先端ファッションなのか》などと話題になり、養生テープがトレンド入りする事態に……。インスタの投稿は、常盤さんがあえてその“養生テープネタ”に乗っかったもの。あらためてファン思いな一面をのぞかせていました」（芸能記者）
そんな常盤さんは7月21日深夜オンエアのラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」（TOKYO FM）に出演。台本ナシの「ガチ生トーク」をウリにしたこの番組で、女優の石田ひかりさんと初共演、そして初対面を果たしていた。
生の石田さんを前に「にわかに信じがたい」と緊張感まるだしの常盤さん。収録の前日はなかなか眠りにつけなかったようだが、そんな心配は杞憂に終わる。じつは2人には、今年4月に亡くなった大林亘彦監督の作品に出演していたという共通項があり、大林作品の思い出でおおいに盛り上がった。さらに2人には夫が演出家という共通点もあったことから、石田さんが「お家ではどんな話をされるの？」と、2009年に結婚した夫・長塚圭史さんとの夫婦生活について聞いたところ、
「今はとくに8月にお芝居をするのに、稽古中だから割と“お芝居モード”になってるから。“演出家モード”って言うのかな」
さらに常盤さんが明かしたのは、大林作品の撮影現場で目撃した、ある女優が独特のイントネーションで発した「は〜い」という言葉。この「は〜い」が忘れられず、夫にその話をしたところ、演出家だけあって即座に反応。長塚が「（その）は〜い、っていいな。は〜い、っていいな」と絶賛したことで、「は〜い」の稽古が始まったという。このやりとりについて常盤さんは、
「緊張感がある…。家の中でお稽古が始まるから、“ちょっとちょっと”っていう…。だから夫が帰ってくるとそそくさと逃げるとか。“私はずっと寝てました”みたいな素振りをしたりとか」と、稽古に付き合わされるのがイヤで、逃げ回っていると告白したのだった。
「引っ越しでおなじみの“養生テープ”で注目を集めた常盤さんですが、過去に夫の長塚さんに“浮気報道“が出たこともあり、一部ファンの間では『別居、引っ越しに向けた準備をアピールしているようにも映る』などと勘繰る声も聞かれていました。しかし、そんな心配は無用でしたね。家の中でお芝居の稽古をするなんて、夫婦仲がいい証拠。今回のインスタ投稿で養生テープといえば常盤さん、というイメージが定着したようなので、今後は引っ越し屋さんのCMオファーが殺到するかもしれませんね」（芸能リポーター）
昨年の主演ドラマよろしく、今後も「グッドワイフ」ぶりをアピールしてほしい。
（石川ともこ）
