綾野剛“幻”の番宣で見せたプロ意識、スタッフの「涙腺崩壊」招いた名言とは

 これを見て、好感度が上がらないわけがない!?

 綾野剛が4月2日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)に出演。番組カメラマンに変装して、スタジオ収録に参加するドッキリ企画「もしも芸能人が変装して潜入していたら…気づく? 気づかない?」に登場した。

 以前、主演ドラマの撮影現場に「モニタリングファミリー」の一員・ハリセンボンの近藤春菜が潜入した際には、隠しカメラをすぐに見つけ、秒殺で近藤の潜入に気づいた綾野だったが、今回は潜入する側に挑戦。

 途中で変装用のマスクを外したり、出演者にその距離およそ50センチまで接近したりと、かなり攻めた動きを見せていたが、「ネタばらし」の瞬間まで潜入がバレることなく完全勝利を収めている。

 また、ただ潜入するだけでなく、カメラの機材も1人で扱い、実際にカメラマンとしての役割も完遂。リアクションをアップで撮影した時にはカメラのピントが合わなかったことに本気でショックを受けたり、5時間前に現地入りしてスタジオリハやカメラマンおよびスタッフとの打ち合わせにも顔を出し、熱心にメモを取る姿も見られ、その実直すぎる仕事ぶりには目を見張るものがあった。

「打ち合わせでは『カメラマンがいなかったら僕たちいっさい存在しない職業なので』と、カメラマンへの感謝の気持ちを語り、それを聞いたカメラマンも目を潤ませていましたね。カメラマンにリスペクトの気持ちを持っているからこそ、ただカメラマンになりきるだけでなく、手を抜くことなく、ストイックに取り組んでいたように見えました。綾野からしても、番組レギュラー陣に潜入がバレなかったことよりも、撮影スタッフの苦労を身をもって知ることができて、大きな収穫となったようですね」(エンタメ誌ライター)

 さらにハグをして喜びを共有したりと、カメラスタッフと気さくにコミュニケーションをとる姿も見られたこともあって、視聴者からは「バレないだけでなく、カメラマンとしても頑張ってるのは好感が持てるな」「いい人感が半端なく伝わってくる」「本当に綾野剛って、紳士だよね」など、人柄を称賛する声も多数見られていた。

「バラエティ番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)の看板企画『アポなしグルメ旅』でも、丁寧な言葉遣いで取材交渉を行う姿が紳士的だと好印象を与えていましたね。バラエティ番組で若手芸人と共演した時でも敬語で話しかけていますが、これだけの人気芸能人がここまで物腰が低いのですから、好感度が上がらないわけがないですよね」(前出エンタメ誌ライター)

 TBS系の金曜ドラマ「MIU404」(ミュウ ヨンマルヨン)の番宣で出演した綾野。惜しくもドラマは「放送延期」が決まって、現段階で番宣の効果は“幻”となってしまったが、これだけ人柄がよければ、よけいにドラマが見たくなるもの。放送が待ち遠しい。

(田中康)

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