岡田圭右は歌手デビューしていた! 曲で大ヒットを飛ばした芸人たち

 令和元年のいい夫婦の日(11月22日)前後は、芸能界が空前の結婚ラッシュだった。壇蜜、メイプル超合金・安藤なつ、オードリー・若林正恭、イモトアヤコ、橋本マナミ、元ももいろクローバーZ・有安杏果ほか、連日おめでたい芸能ニュースで賑わった。

 意外なところでは、ますだおかだ・岡田圭右の再婚もあった。共通の知り合いの紹介で出会い、交際期間1年弱でゴールイン。相手は30代の一般女性。愛娘で人気タレントの岡田結実の父である岡田は、現在51歳だ。

 そんな岡田には、意外な過去がある。歌手だったというものだ。

「『スベラーズ』というトリオ名です(笑)。島田紳助がバラエティ界のド真ん中にいたころに大ヒットしたフジテレビ系『クイズ!ヘキサゴン』シリーズから誕生したものでした。メンバーは岡田、小島よしお、波田陽区の3人」(エンタメ誌ライター)

 リーダー・岡田の名義は「ダダ・スベリ」。小島は「チョイ・スベリ」、波田は「波田」。だた、09年に発売したシングル「ひとつ500円で買い取らせていただきます」は、オリコンチャートのトップ10圏外に終わった。

「バラエティ番組発で紅白出場まで果たした芸人といえば、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)のポケットビスケッツとブラックビスケッツ、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)から野猿、『ワンナイR&R』(フジテレビ系)からゴリエ(ガレッジセール・ゴリ)らがいます。マニアックなところでは、地方局の千葉テレビから『白黒アンジャッシュ』のエンディングソングに起用されている『白黒つかない(feat.アンジャッシュ)』。アンジャッシュが女性アイドルのベッド・インと手を組んだコミックソングです」(前出・エンタメ誌ライター)

 同じく企画性が高いのは、スピードワゴン・井戸田潤扮するハンバーグ師匠のテーマソング「TOKYOハンバーグ」。井戸田が親交ある川谷絵音に依頼して生まれた。相方の小沢一敬がコーラスで協力しており、川谷が作詞・作曲を担当している。CD化はされておらず、配信限定だ。

 記憶に新しい大ヒットは、オリエンタルラジオ×FISHBOYによる「RADIO FISH」がリリースした「PERFECT HUMAN」。16年に紅白出場を決めている。以来、芸人のヒットソングは生まれていない。令和初の大ヒット芸人シンガーは誰になるのか。

(北村ともこ)

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