カルロス・ゴーン「爆弾手記」と「現地包囲網」一覧

カルロス・ゴーン「爆弾手記」と「現地包囲網」(4)最長15年の禁錮刑も

 ゴーン被告のレバノン入国は若者の間でも快く思われていないようだ。首都ベイルートでは、 「敵国イスラエルと通じた男」  としてゴーン被告を敵視する動きが加速しているという。その理由として蒸し返され...

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カルロス・ゴーン「爆弾手記」と「現地包囲網」(3)イスラム過激派に狙われる?

 現在、レバノン国内で逃亡生活を送るゴーン被告だが、その威光は我々の想像をはるかに超える。レバノン国民は約600万人に対し、長年の内戦で祖国を脱出したディアスポラ(迫害された国外移民)は1400万人。...

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カルロス・ゴーン「爆弾手記」と「現地包囲網」(2)レバノンのネットワークが暗躍

 保釈中の被告による前代未聞の大脱走は、昨年12月29日に決行された。東京都内の自宅から帽子にマスク姿でゴーン被告は外出すると、新幹線で大阪へ。その後、大型の音響機器のケースに隠れ、レバノンに向かうプ...

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カルロス・ゴーン「爆弾手記」と「現地包囲網」(1)映画プロデューサーと商談

 年末の間隙を突いたカルロス・ゴーン被告の日本脱出劇は、さながらハリウッド映画を彷彿させた。それもそのはず、ゴーン被告は逮捕から出国決意までの一部始終を詳細に記録。爆弾手記として発表する意向だという。...

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