そんなだからいつまでも闇営業が続いていたのでは?
芸能活動を謹慎中の宮迫博之が、11月21日に都内の高級ホテルの宴会場を貸し切り、タレントやテレビ局関係者らを招いて行われた「みんなで一緒にオフホワイトからブラックに そして白紙に戻った男を囲む会」に出席。だがこれに世間は、業界関係者だけで禊を済ませるのか、と違和感を覚えているようだ。
「この会の趣旨は、振り込め詐欺集団の忘年会に出席した闇営業問題で7月に吉本興業から契約解除された、雨上がり決死隊の宮迫博之を励ます会。主催者は、自らの個人事務所に宮迫を預かる明石家さんま。司会を宮迫の相方・蛍原徹が務め、テレビ局やラジオ局の幹部や制作スタッフ、そして今田耕司、東野幸治、FUJIWARAなどの芸人仲間ら総勢100人が出席したとのこと。会場では“オフホワイト”のタキシードを着た宮迫が蛍原とともに『申し訳ありませんでした』と謝罪、そしてお礼のスピーチ。あとはさんまや蛍原がギャグを交えて乾杯をしたようです。中には女性出席者が涙を流すほど感動の演出もあったとか。当初は、来年1月10日に渋谷のシアターコクーンで開幕するさんまの主演舞台『七転抜刀!戸塚宿』で宮迫の復帰を計画していたようですが、マスコミに情報が漏れると『まだ早い』などと批判もあがり、そのプランはお流れになったようです」(女性誌ライター)
SNS上でも、宮迫に対する逆風は収まっていないようだ。「ウソを言ったことが一番許せないし、だからもう笑えない」「大御所の力を借りて復帰ですか」「ボランティアでイメージがよくなると思ったら大間違い」などと、予想以上に厳しい意見が多い。そして、復帰をバックアップするさんまにも「いらんことすな!」「視聴者無視でガッカリ」「全然白紙に戻ってないんですけど」のブーイングに加え、「テレビ関係者はさんまに呼ばれたら断れないでしょ」「ガチガチの縦社会のまま。吉本は全然変わってない」と、さんまのバックアップに疑問を投げる書き込みも見られた。
「そんな中でも多いのは、せめて一緒に謝罪会見をしたロンブー亮が復帰するまでは待つべきでは?という意見ですね。なぜ、保身のために若手芸人たちに口裏合わせをさせた元凶の宮迫が先に復帰できるのか、ほとんどの人が納得いってない。あとはメディア関係者の良識に任せるしかないのかもしれませんね」(前出・女性誌ライター)
復帰しても嫌なら見なければいい、と正論を振りかざす人も多い。でも、とくに女性には嫌悪感しかない“オフホワイト”を、こんなときにまでギャグにするデリカシーのなさには辟易するという意見も多いことを忘れてはならないだろう。
(塚田ちひろ)