太川陽介&蛭子能収の「バス旅」終了で新コンビにかかる極度の重圧

 11月13日放送の「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)で、同番組が終了することが発表された。12月25日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が最後になる。番組の終了によって、2人のバス旅もフィナーレを迎える。

 太川と蛭子のバス旅は17年1月の第35弾で終了。理由は蛭子が体力的に厳しくなったからだとされている。その後、「旅バラ」の中で5月に復活したが、今度は完全に幕を閉じることになった。

 終了する理由について太川は「この人のわがまま」と蛭子にあると明かしている。その蛭子は「歩くのだけはね」と話し、やはり体力的に厳しいことをうかがわせた。復活してから「バスの路線がないところに限り、通算1万円までタクシーに乗っていい」という蛭子救済ルールが設定されたが、それでも厳しかったのだろう。

「ここ最近のバス旅を見ると、蛭子が明らかに疲弊しているのがわかりました。口数も少なく、バスの車内でぐったりしているんですよ。10月の放送では6キロの区間を歩けるか聞かれ、『無理。(歩くなら)来週から来なくなっちゃう』と答えています。蛭子はもう72歳。残念ですが引退させてあげたいですね」(テレビ誌ライター)

 太川と蛭子の名コンビが今度こそ引退となれば、期待がかかるのが田中要次と羽田圭介の新コンビ。2人は16年のバス旅特別編でコンビを組み、17年3月から本編に挑んでいる。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」のタイトルで、すでに第11弾を数える。

「回は重ねているのですが、残念ながら新コンビの評価はいまひとつで、視聴率も前コンビの頃には及びません。バス旅ファンからは出演者を代えてほしいとの声も上がっている。実際、新コンビが不評だったので、太川と蛭子のバス旅が復活したという見方もあった。旧コンビが再び引退した今、田中と羽田にかかるプレッシャーはかなりのものがあります」(前出・テレビ誌ライター)

 番組ディレクターはスポーツ紙のインタビューで新コンビを温かく見守っていくつもりであること、変更するつもりはないことを明かしている。だが、我慢はいつまで続くか。今後のバス旅Zに注目だ。

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