窪田正孝より天海祐希を選んだ?朝ドラ「エール」脚本家交代に浮上した異聞

 来年4月にスタートする窪田正孝主演の連続テレビ小説「エール」(NHK)の脚本を担当するはずだった林宏司氏が途中降板するという。

 NHKは降板の理由について「制作上の都合」と発表。後任の脚本家は清水友佳子氏と嶋田うれ葉氏の女性脚本家2人および演出担当の吉田照幸氏も加わるとのこと。ドラマ収録はすでに今年9月中旬にクランクインしているため、異例の交代劇となった。

「降板した脚本家の林氏は、来年1月期放送の天海祐希主演ドラマ『トップナイフ‐天才脳外科医の条件‐』(日本テレビ系)の脚本を担当するため、放送時期は重ならないものの、ネットでは『初めての窪田より旧知の天海を選んだのでは』との指摘もあるようです。坂口憲二主演の『医龍‐Team Medical Dragon‐』シリーズや、山下智久主演『コード・ブルー』(ともにフジテレビ系)シリーズなどの医療系ドラマの脚本を手掛けることの多かった林氏ですが、同時に天海主演の『離婚弁護士』や『BOSS』(ともにフジテレビ系)シリーズの脚本も手掛けている。来年1月期放送の『トップナイフ』は、林氏が得意とする医療系ドラマであり天海主演ドラマでもあるため、あらぬ邪推をされているようです」(テレビ誌ライター)

 放送前にゴタつきが起きたドラマは面白くなる、というジンクスめいたものもあるだけに、「エール」の出来栄えに注目したい。

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