金メダリストの髪型に「フランスの国旗みたい」、宮根誠司に批判殺到のワケ

「宮根さん、まさか試合まったく見てない?」「これでよく情報番組の司会が務まるな」などと批判の声が寄せられたのは、8月13日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)。番組では、パリ五輪レスリング代表選手が帰国した模様を伝えたのだが、司会の宮根誠司の一言が、物議を醸すこととなった。

 この日、「速報」と銘打って、つないだのは成田空港の中継カメラ。宮根は「もう間もなく、レスリング代表ら、金メダリストのみなさん、セーリングの銀メダリストのみなさん、それから陸上のみなさんたちが、出てらっしゃる」とアナウンス。すると、到着ロビーに向かう通路には、日本選手団の井上康生副団長に続いて、職員や選手たちが姿を見せ始める。メディア誌ライターが振り返る。

「先頭は選手団の職員で、その後に続いたのが陸上の選手たち。宮根さんは400メートルリレーに出場した桐生祥秀選手を見つけ、『桐生選手…』と名前を出すも、その後しばらく無言の時間が…。隣にはパリ五輪で4大会連続出場となった200メートルの飯塚翔太選手もいたのですが、宮根さん含めてスタジオの出演者は誰も指摘できず、SNS上では《きちんと誰が誰なのかレポートしてほしい》《選手の顔と名前がわかる人を置いとけよ》などと不満が寄せられていました」

 その後、首にメダルを下げたレスリング日本代表選手たちが登場。男子グレコローマン60キロ級金メダリストの文田健一郎選手を筆頭に、続々とメダリストが姿を見せたのだが、女子76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手が現れると、宮根は白、赤、青のトリコロールカラーに染めた髪に着目して、「これが、あれ? 鏡選手、髪の色変わってない? フランスの国旗みたいになってる」とコメントしたのだが、ネット上では《髪の色は変わってないよ》《パリからこの色です》とツッコミが殺到していた。

「日本女子で初めて、最重量級で金メダリストとなった鏡選手は白いマウスピースに“カワイイ”の文字を刻むなど、“カワイイ”を信条としています。パリ五輪の試合や表彰式の動画を確認しましたが、帰国時と変わらず、髪の毛を3色に染めていました。宮根さんは、まるで試合後にヘアスタイルを変えたかのようにミスリードしていましたが、選手の名前を出すなら、せめて決勝の試合だけでも見ておくべきだったかもしれません」(前出・メディア誌ライター)

 オリンピアンに関する知識がおおいに問われる帰国中継となったようだ。

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