1890円でもバカ売れ!ドムドムハンバーガーが「異色商品」連発で業績急上昇中

 最盛期には400以上もあった店舗が27にまで減小した「ドムドムハンバーガー」が、復活の兆しを見せているという。

 3月には期間限定で「ベーコンエッグバーガー」を発売し、セット価格が1030円という設定ながら、大人気となった。この勢いに乗じてか、4月27日からは色鮮やかなバジルソースと、こくうまチーズソースを合わせた「バジルチーズフィッシュバーガー」をセット価格1020円で販売。こちらも若者を中心に早くも人気を集めている。

 もともとの親会社だったダイエーの不振に翻弄され、多数の店舗が閉店に追い込まれたドムドムハンバーガーだったが、近年はSNSの活用に注力したことや、アパレル企業とコラボするなど、新しい試みにチャレンジし、ついに黒字回復したという。また、22年7月にプレミアム感の強い新店舗「ドムドムハンバーガーPLUS」を東京・銀座にオープンし、オリジナリティー溢れるハンバーガーが人気となっている。

「この店舗での最安ハンバーガーは『フィッシュバーガー』の990円(ランチタイム)。最高値は『和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム』などの1890円です。ハンバーガーチェーンとしてはかなり強気の価格ですが、実はこれがバカ売れしているのです。他にも脱皮したてのカニを丸ごと揚げ、スイートチリソースとチーズで合わせた異色の商品『丸ごとカニバーガー』は、インパクトのある見た目が若年層に大ウケし、1690円という価格にもかかわらず、わざわざ遠方から食べに来る客もいるほどです」(グルメライター)

 市場では巨人のマクドナルドが相変わらず席巻しているが、そのマクドナルドも最近はセット価格が限りなく1000円に近い。同じような価格ならドムドムハンバーガーに足を運ぶ、という客も多いようだ。

 群雄割拠のハンバーガー業界に同社が風穴を開けることになるのか、注目されるのである。

(ケン高田)

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