大阪万博「350億円リング」の二の舞か…吉村府知事の「新アリーナ計画」に「またムダ遣い」

 大阪府の吉村洋文知事が2月27日、Xを更新。大阪城東側・大阪市森之宮地区の開発計画に言及した。

 吉村氏は「大阪城公園の東部森之宮地区。空き地が多くあるエリア」と書き出し、「ここを民間、府市一体の成長戦略で街づくりをする」と宣言。「万博開催中の来年の秋、大阪公立大学の新キャンパスを新設。28年には大阪メトロの新駅開業、駅前広場、そして1万人超のアリーナを開業。大阪城公園駅とデッキで繋ぐ」と具体的な計画をポストした。

 25年の開設を予定している大阪公立大学の森之宮キャンパス周辺の街づくりに向け、大阪府や大阪市、大阪メトロなどによる検討会は2月13日、都市開発の方針を取りまとめた。それによると、大阪メトロが28年の開業を目指している新駅に合わせた駅ビル、その駅ビルと隣接した1万人以上が収容可能な大規模アリーナを整備。また、大阪公立大学の森之宮キャンパスと大阪メトロ新駅、JR大阪城公園駅を結ぶデッキも整備するという。

 吉村氏が自信を持ってポストした大阪城公園・東部森之宮地区の開発計画にコメント欄では《期待感》《とにかく楽しみでーす》という肯定的な意見も見られたが、《必要はない》《無駄な箱ものを増やすって事ですね》《無駄遣いが好きだな》《大阪城ホールがあるのにまたアリーナ》《大阪城ホールを無視》などと新アリーナへの批判が殺到した。

「大阪城ホールはJR大阪城公園駅から徒歩約5分です。吉村氏のポストによると、その大阪城公園駅と新アリーナをデッキで繋ぐという。果たして、大阪城ホール側に新アリーナを建設する意味はあるのでしょうか。新アリーナの収容人数は1万人超といいますが、大阪城ホールは最大約1万6000人を収容できます。新アリーナは大阪城ホール以下のキャパになる可能性もありますからね」(週刊誌記者)

 建設費約350億円といわれる大阪・関西万博のリング(大屋根)といい、新アリーナといい、箱ものにケチがついてばかりだ。

(石田英明)

ライフ