「何ら恥じる点はない」スピードワゴン小沢一敬が「活動継続報告」した背景

 お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬の所属事務所「ホリプロコム」は1月9日、公式WEBサイトで小沢が芸能活動を継続することを発表。「何ら恥じる点がない」との見解を示した。

 公式サイトでは「スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります」とし、その理由として「小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります」とキッパリ。また、お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志らが参加したという女性との飲み会については、「セッティングした事実は一切ありません」と完全否定している。

 松本の性加害疑惑を巡っては、吉本興業が「週刊文春」の報道を“事実無根”とする一方、小沢の所属事務所は「私どもからお話しすることはございません」と明言を避けていた。
 
 9日に配信された「週刊文春電子版」では、これまで告発した2人に続き、新たに3人の女性が自らの体験を告白。大阪の「ザ・リッツ・カールトン」や福岡の「グランドハイアット」のスイートルームでも、松本に対する“性接待”が行われていたと記されている。

 週刊誌記者が語る。

「第2弾では、小沢の他に元M-1王者や後輩芸人が女性を手配する女衒役を務めていたと明かされています。当初はだんまりを決め込んでいた小沢ですが、ここに来て記事が更新されたことや、松本が裁判で徹底抗戦することを受けて、疑惑払拭に動いたのでしょう。今回の文春砲は女性の“新証言”のみで、決定打とは言えない状況。今後、決定打となる記事が出る可能性はありますが、ソフトバンク・山川穂高のケースのように宙ぶらりんのまま長期化する可能性もあるでしょう」

 強気の姿勢を見せている小沢だが、女性とやりとりしたLINEの文面が残っている以上、まったくの無傷でやり過ごせるだろうか。ともあれ、世間からの“疑惑の眼”をかわしながら笑いを取るのは至難の業だろう。

(ケン高田)

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