あの歌声で? 狩野英孝、路上人気で「いきものがかりを圧倒」伝説は本当か

 3日放送の「ラヴィット」(TBS系)にゲスト出演した際、専門学生時代にバンド活動をしており、小田急線の新百合ヶ丘駅前(神奈川県川崎市)で路上ライブを行っていたことを明かしたお笑いタレントの狩野英孝。

 当時、同じ場所では今や日本を代表する大物バンドとなった「いきものがかり」も路上ライブをしていたそうだが、「僕らのほうがお客さんは多かった」と告白。冗談かと思いきやVTRでは地元カレー店のオーナーが事実だと証言。さらに放送後にはいきものがかりのリーダー・水野良樹が《カレー屋のオーナーさんの証言を得るまでもなく、事実です。狩野さんのそばでライブしていた僕が証言します》とXにポストしたことも大きな話題となった。

 狩野といえば、かつて「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の企画でシンガーソングライター「50TA(フィフティエー)」として活動。10年には同名のアルバムをリリースした。

 また、20年からはEIKO名義で音楽活動を展開し、遠藤章造(ココリコ)と音楽ユニット「遠藤と狩野」を結成。22年には番組の企画でフォークデュオ「ゆず」と組んで彼らの代表曲「栄光の架橋」をアレンジした「EIKOの架橋」を披露している。

「狩野がもともとミュージシャン志望だったのは有名な話。路上ライブでは100人規模のファンを集めていたようですし、芸人にならなくても音楽でデビューできた可能性はあったはず」(音楽誌編集者)

 番組で披露するクセの強い歌声には疑問が残るが、ネット上には《芸人としてのフィルターを外して聴けば、個性的な歌声で決して悪くない》など前向きに評価するコメントが多い。実際に狩野の路上ライブを見たことがあるという40代の主婦は、「自宅の最寄り駅だったからついでに見た程度ですが、当時は普通にいいユニットだと思ってました」と話す。

「芸人にもくっきー!( 野性爆弾)や小籔千豊、グッさんこと山口智充などミュージシャンとしての才能を持ち合わせている人は少なくありません。狩野さんも音楽でデビューしていれば、今ごろ芸人ではなく〝面白いミュージシャン〟としてバラエティで活躍していたかもしれませんね」(同)

 どうやら曲はスベっていなかったようだ。

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