パックンが「こだま」で生放送に遅刻、宮根誠司のツッコミに「鉄道無知」の声

 大阪にある読売テレビのスタジオで収録されている日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」。東京在住のレギュラーコメンテーターは長距離移動で上阪することになるが、7月31日の放送回では、お笑い芸人のパックンことパトリック・ハーランが、新幹線を間違えて遅刻。司会の宮根誠司が厳しく追及するも、自身の「鉄道無知」をさらけ出す結果となった。

 番組中盤のニュースコーナー、フェンシング世界選手権で男子フルーレ団体の日本代表がみごと初優勝を飾った試合を取り上げ、決勝の相手が中国だったことに触れて、司会の宮根は「中国も強いんですね」とコメント。その直後、パックンを指して「この男、平然としゃべってますけど、遅刻してきたんですからね」とぶっこみ発言。続けて「えっと…、こだまに乗ったんですよね」と話を振ると、パックンは観念したようにこう“白状”した。

「東京駅から、のぞみに乗るはずなのに、反対側の“こぞみ”(こだま)に乗って…こだまに乗って(笑)」

 宮根が「どこで気づいたの?」と尋ねると、パックンは「熱海」と回答。そこまでいくつかの駅で停車して気づくポイントはあったはずだが、パソコンで仕事に熱中するあまり、熱海までわからなかったとして、「慣れって怖いです」と強調。これに宮根は「慣れって言ったって、形も違うし、なんとなく気づかない? 暑さのせいかな」と述べ、「熱海で“のぞみ”を失ったって」とオチをつけていたが、のぞみとこだまの車両の形状が異なるとした宮根の発言に、SNSユーザーからは《形が違うって何年前の話してんだ?鉄道無知か》《宮根さん、のぞみもこだまも700系ですよ》《もしやいまだに0系が走ってると?》といったツッコミが殺到することに…。

「今はのぞみもこだまもひかりも、700系の車両が使われ、見た目では区別がつきません。おそらく宮根さんが『形も違うし』と言っていたのは、“団子鼻”の愛称で親しまれた0系新幹線のことではないでしょうか。この0系は2008年11月をもってこだまとしての営業運転を終了。翌12月に、ひかりとして引退しました。0系が引退して15年が経っていますが、宮根さんが何を持って『形が違う』と言ったのか…。宮根さんも日曜夜の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)に出演するため、毎週、東京と大阪を往復しているんですけどね」(メディア誌ライター)

 新幹線に乗る際は発着ホームと出発時刻の入念な確認が必要のようだ。

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