朝っぱらから下衆コメントで長嶋一茂が猛省「ハーバードと立教の差」

「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系)で金曜コメンテーターを務める元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂。6月23日の放送では冒頭から下衆なコメントを炸裂させるも、隣に座るヴァイオリニストで起業家の廣津留すみれ氏がうまくフォローする一幕があった。

 番組冒頭のおなじみの動物コーナーで紹介されたのは大型犬にじゃれつくインコの映像。「かわいいね」「おしり好き」などと喋りながら犬の頭に乗る動画に、スタジオの出演者は顔をほころばせていた。インコの行動について、専門家は「求愛行動」と指摘。「インコは犬の鼻をくちばしと認識している」とのコメントがパネルで紹介された。これを受けて一茂はこのように語った。

「求愛行動はなんとなくわかりますよね。ただまあ、インコから出てくる言葉ですよね。『かわいいね』とか『おしり好き』とか。これは誰から教わったんだろう? これやっぱり、近くにいる飼い主さん…同士がそういう会話をしていて、インコがそれを覚えちゃったんですかね…。もし間違っていたら、飼い主さんの方に申し訳ないですが」

 これにMCの羽鳥慎一アナは「でしょうね〜」と同意して、「インコさんに教えてたってことだといいですけど、会話を聞かれてたってなると、飼い主さん…」とコメント。一茂も「インコに対して『おしり好き』とは言わないと思うんで飼い主さん同士の日常的な会話なのかな」とダメ押しした。

 微妙な空気が流れているのを悟ったのか、羽鳥アナは「深掘りしないようにいきましょうか」と、話題を切り上げようとしたところで廣津留氏が「これ聞いたら、お母さんと赤ちゃんの会話とかならあり得るかな、と思ったんですけど」と指摘すると、スタジオの共演者からは「そうだ」「そっちだ!」「確かに!」「訂正しますよ」「救世主あらわる」と称賛する声が寄せられた。

「一茂さんはインコの『おしり好き』というワードが大人同士の会話から学んだものだと妄想をふくらませていましたが、廣津留さんの『お母さんと赤ちゃん』という発想に脱帽した様子。一茂さんはお互いの出身大学の名を挙げて、『ハーバードと立教の差、相当あるわ』と話すと、羽鳥アナから『立教にも失礼』『特殊な立教ですから』とツッコミを入れられていました。SNSでは《朝っぱらからゲス茂か》《妄想やめろ》《飼い主さんに失礼》などと炎上一歩手前の状態でしたが、廣津留さんの機転に救われた形ですね」(メディア誌ライター)

 ともあれ、下衆な勘ぐりを入れられないよう、インコが話す動画をネットにアップする際は注意が必要かもしれない。

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