「9頭身の世界標準ボディ」斎藤恭代が教える腹凹のコツ/話題のマッスル美女たち(2)

 昨年秋にリリースされたデジタル写真集「Fortuna」(集英社)でスレンダーなボディを披露した斎藤恭代(27)。お腹に“アブクラックス”を持つ世界基準のグラドルが、お腹をへこませるコツを伝授する。

─筋トレを始めたきっかけが水着グラビアですって?

斎藤 はい。それまでは主にファッションモデルとして活動していたんですけど、「Fortuna」で水着姿を披露するにあたって、「ただ華奢なだけではダメだ」「鍛えなきゃ」と思って一念発起。器械体操をしていた学生時代と比べて肉体面の衰えを実感していたので、ちょうどいい機会でしたね。

─具体的にはどんなトレーニングを?

斎藤 週2回のペースでパーソナルジムに通っています。いつもトレーナーさんの指導に従ってメニューをこなすだけだったので、技の名前って言うか、正式名称を知らないままやってたんですね(笑)。

─ナントカエクステンションとかナントカクランチとか覚えていられない。

斎藤 だから今回の取材のために聞いてきました! ブルガリアンスクワットって言って、足を前後に開いて腰を落とす自重トレーニングで、右足を前にして60回、左足で60回。計120回こなして、ほどよく筋肉痛がくる感じですかね。

─ということは、狙いは下半身の強化?

斎藤 そうなんですよ〜。おしりにもっと肉をつけて、さらにヒップアップさせたくて、おしりに効くメニューが多いですね。ヒップスラストっていうメニューでは、仰向けの状態で、お腹と恥骨の間に40キロの重りを乗せておしりの力で持ち上げています。

─40キロっていったら相当な重さですよ!

斎藤 いえいえ。グラビアをしている女友達のSNSをのぞいたら、60キロとか70キロとか普通ですから。私も負けていられないって。

─そこまで努力を‥‥。

斎藤 だって、グラビア界を見渡すと、とてもキレイな人ばかり。そんな中で私が誇れる武器といったら、173センチの身長と「2017ミス・アース」の日本代表として1カ月間にわたる世界大会を経験したこと。生意気に聞こえるかもしれませんけど、ワールドワイドな美しさを表現していきたいですね。

─グラビアを見ると、お腹にしっかりとラインが‥‥。9頭身はムリとしても、オジサンが腹をへこませるには?

斎藤 お腹に浮き出る縦のラインをアブクラックスって言うらしいですよ。私の場合、腹筋を鍛えるというよりも、お腹の上にある脂肪を落とすことに意識を向けています。体脂肪率を下げるためには食事のコントロールがとても大切。3食きちんと食べることですかね? いちばん効果を実感したのは朝のプロテイン。その日の運動で筋肉がついていくのが実感できるし、肌や髪、爪までツヤツヤになってきた気がします。昼食はお寿司や定食など、好きなものを食べて、夜は野菜を少し食べる程度ですかね。あ、そうだ! トレーナーさんに男性向けのアドバイスを聞いたら「タクシーを使わないで歩くこと」って言ってました!

─朝のプロテインと脱・タクシーで頑張ります!

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