「壊れているでしょ」宮根誠司がキレ気味に美人気象予報士に追及したワケ

 フリーアナウンサーの宮根誠司が2月16日、司会を務める情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。気温の計測について理解できず、気象予報士やレポーターに何度もしつこく迫る一幕があった。

 この日、東京では2週間ぶりに最低気温が0℃未満の冬日を記録。14時の時点での気温は9℃だった。

 番組では、14時過ぎに東京・日比谷公園からリポーターが現在の気温を報告。日なたに置かれた気温計は21.2℃、日陰では8.3℃だった。宮根は「21.3℃!?  21.3℃!?」と信じられない様子。すかさずスタジオにいる気象予報士の奈良岡希実子氏に「奈良岡さん、(気温計)壊れているでしょ? 21.3℃もないでしょ?」と質問。奈良岡氏は「日差しがだいぶ強くなってきているので、(気温は低くても日なたでは)日差しの暖かさは感じられる」と説明した。

 それでも納得できない宮根は「21.3℃って、どういうこと?」と、再び質問。奈良岡氏は「気温の観測は日差しを考慮しないで、日陰で行っているんですよ。だから、気象台の観測と今の日陰の観測は近い」と、日なたでの観測は正しくないことを説明した。宮根はよく理解できなかったのか、「日なたは21.3℃あるっていうこと、東京は今?」と、またもや質問。

 その質問に現地のリポーターが「(暖かく感じるのは気温ではなく)肌感覚ですよ。直射日光、当たっていますから」と答えると、宮根は「肌感覚じゃないじゃん。だって気温計が21.‥‥」と反論。たまらず奈良岡氏が「日なたで測っているわけではなくて、日陰で測っているので、日射しの影響は考慮しないで測っている。だから、日なたの方が体感はかなり暖かいというのはある」と説明し、「ですけど、21℃もあるんだなと」と宮根にも気遣いを見せた。

 すると、宮根は「21℃もあるなら、春やん! 沖縄じゃないんだから」と調子に乗る。奈良岡氏は「そうですねー」と渋々同意したが、「日なたに出していたら温度計は正しく測れない」と根気強く説明した。

 今度はリポーターが日なたの温度は高いが、日陰は寒く、温度差は大きいと説明するも、宮根は「これは(21.3℃と)数値で出ているから。これはどう判断?」と、やはり20℃を超えたことに納得できず、また質問。奈良岡氏は「気温を測るときは直射日光が当たるところでは正しく測れない」と繰り返し説明した。宮根は「じゃ、正しくないってことやね。日なたは21℃あるのに」と、どうしても理解できなかったようだ。

 番組を見ていた視聴者からは「放送事故レベル。宮根さん、マジで理解力がなさすぎる」「直射日光を受ければ気温計の温度が上がるのは当たり前」「気温が21℃ではなく、太陽の光を浴びた気温計が21℃まで上がったということ」などとプチ炎上状態。

「気象予報士が何度も丁寧に説明していたにもかかわらず、宮根さんは相手の話を聞く様子を見せず、最後まで釈然としない表情でした。中継先の東京の気温は8℃台であって、21℃というのは直射日光を受けた気温計です。奈良岡氏の説明通り、気温は直射日光が当たらない日陰で計測します」(情報誌記者)

 東京の気温は21℃ではないことを理解できればいいのだが‥‥。

(石田英明)

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