マツコも同情…若林史江の可哀想すぎる仔猫エピソードに視聴者が震撼!

 タレントのマツコ・デラックスが月曜コメンテーターを務めるバラエティ番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)。2月6日放送の放送回で、視聴者が耳を疑うような発言があった。

 発言の主は、同じく月曜コメンテーターを担当する株式トレーダーでタレントの若林史江。番組のオープニングで、「あなたはカラダで何かをつぶしたことはありますか?」というテーマが出されたときだった。

 若林は「私はないですけど、衝撃的な記憶があって……」と話し始めた。要約すると、若林は小学生のとき、仔猫を拾ってきたが自宅では無理ということで、母方の祖父母宅で飼ってもらうことに。若林は毎日、仔猫に会うために祖父母宅に通っていたが、ある日、仔猫がいない。祖母に尋ねたところ、「じいさんが踏んだ」と。祖父がうっかり踏んだらしく、仔猫は亡くなったという。

 祖父はそれほど悪気を感じてなく、若林は「昔の人だから、言い方は悪いけど、命にそこまでの重みを感じないというか、鈍感というか」と仕方がないといった様子。マツコも昔は動物の扱いは酷かったと同情した。

 若林が子供の頃に体験した仔猫の悲劇はこれだけではない。まだ目も開いてない別の仔猫を拾ってきたところ、実家の祖母に「捨ててこい!川に流してこい!」と言われたことを告白。若林は「昔は縁の下に生まれた仔猫は目が開かないうちに川に流せば痛みが少なく、美徳ではないけど、田舎では常識だった」と説明。結局、仔猫は近所の家で飼ってもらい、難を逃れたという。

 マツコは「それぐらい貧しかったのよ、日本は。豊かになるとともに、文化も文明も発達して、ようやくこのレベルに来たけど、私たちも子供のときはそのぐらいの意識だったもん、動物に対しては」と若林に同調した。

 若林の猫の話を聞いた視聴者からは「昔の猫がかわいそうすぎる」「動物愛護団体の人が聞いたら……」「放送事故レベル!」と悲鳴が上がった。

「昔は、若林の言うように〝増えすぎたから〟などと理由をつけて、猫をかわいそうな目にあわせていたことは少なくないようでした。2020年、動物の虐待などに対する罰則が強化され、犬や猫などの愛護動物を殺傷した場合、『5年以下の懲役、または500万円以下の罰金』と定められています。厳罰化しなければ、愛護動物を守れないというのも情けない話ですが……」(ペット誌ライター)

 若林の祖父母も、今の時代であればかわいがってくれたはずだ。

(石田英明)

エンタメ