これまで多くの女性タレントが出演してきた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京)。旅人も太川陽介と蛭子能収から田中要次と羽田圭介に受け継がれ、その後は太川がさまざまなバス旅を行っている。マドンナも数多く誕生した。旅を盛り上げた美女がいた反面、太川の足を引っ張った困り者もいた。
これまでで最悪のマドンナといえば、バス旅ファンが真っ先に名前をあげるのがマルシアだ。その理由をテレビ誌ライターが解説する。
「マルシアは道中でわがままを連発するんです。バスがつながらないので、10kmほど歩こうと太川が提案すると、『ムリ。絶対ムリ。なに言ってるんですか』と完全拒否。このガチな反応に『不快だった』と感想をもらす視聴者が多かったのです」
ところが、ついにマルシアを越える「最悪のマドンナ」が爆誕した。それが不思議ちゃんキャラで人気のアーティスト「あの」である。
あのは昨年9月に放送された「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦第9弾」に出演。太川チームのメンバーとして参加した。放送前から「太川とあのが噛み合うわけがない」「絶対に問題が起きる」と心配の声が上がっていたが、それが現実になった。
「あのちゃんはバスの中で熟睡したり、太川にタメ口で話したり、タクシーをなかなか使わないことに文句を言うなどやりたい放題でした。歩いて疲れると『ママに電話したい。もう帰りたい』と泣き言をもらす始末。それを聞いた太川が、『仕事場から電話したら心配するだろ』と本気で説教したほどです」(前出・テレビ誌ライター)
この時点で「最悪のマドンナ」最有力候補だが、同局で1月18日に放送された「日本シン人種図鑑」に出演してこのバス旅について感想をもらしたことで、とどめを刺した。なんとあのは、バス旅のロケを「地獄だった」と振り返り、バス旅に再び出るかと聞かれると「行かないよ。2度と」と吐き捨てたのだ。
「太川チームが圧勝したこともあって、旅の最後は笑顔だったんです。楽しそうなあのの姿が印象的でした。それなのに、本心はこうだったとは…。あのは評価を一気に下げてしまいました。こうして『史上最悪のマドンナ』になってしまったんです」(前出・テレビ誌ライター)
いっそ「最悪のマドンナキャラ」で、もう1度バス旅に出演してはいかがか。