「性加害で降板」香川照之の代役・オダギリジョーが「香川の二の舞」を懸念されるワケ

 高級クラブのホステスへの性加害で、俳優の香川照之がテレビ番組のレギュラーやCMを次々と失ったのは記憶に新しい。10月期のドラマ「アトムの童(こ)」(TBS系)にも出演予定だったが、これも降板となった。そして、その代役を務めることになったのが、俳優のオダギリジョーだ。

 同作は俳優の山﨑賢人演じる天才ゲーム開発者が、老舗玩具メーカーとタッグを組んでゲーム業界に参入し、大企業に立ち向かう姿を描くストーリー。未発表であるものの、香川は大手企業のボス役での出演だったと見られている。

 香川といえば、ときにはアドリブを効かせた演技や、オーバーと思えるほどの顔芸が特徴。アクが強く敵役にはもってこいの俳優だったが、代役のオダギリはどんな演技を見せるのか。

「オダギリはデビュー前、米カリフォルニア州立大学で演劇学を学んだ経験があり、演技の基礎はしっかりしています。2021年の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)では《目の演技がすごい》《絶妙な表情の変え方がさすが》などと、香川の顔芸に引けを取らないほど、表情の演技が素晴らしいと大絶賛されました。独特な存在感とオダギリー流の顔芸で、香川に負けないほどの演技を見せるでしょう。ネット上でも《香川の演技がパターン化していたので、オダギリが代役なら絶対見たい》といった声が多く、オダギリの起用を歓迎していますね」(芸能記者)

 ところが、実は、オダギリが香川に負けていないのは演技だけではないのだ。ちょっと心配な一面もあるようでー。

「香川同様、お酒が大好きなのです。強くはないらしいですが、自宅では1人で延々と飲んでいるとか。1人で静かに飲んでいるだけならいいのですが、ドラマの打ち上げの挨拶の際、『みんな、ハッピーで行こうよ〜』と、意味不明な言葉を絶叫したこともあるといいます。また、主演映画が『釜山国際映画祭』で上映された時は、監督らと釜山の街で痛飲し、最後は千鳥足になり、みんなに引きずられて帰ったこともあったようです」(前出・芸能記者)

 ゆめゆめ、飲みすぎてトラブルなど起こさないように…。

(石田英明)

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