8月17日、宮崎市内で宮崎県知事選挙（12月25日投開票予定）への出馬を表明したタレントの東国原英夫氏。07年から1期4年間知事を務め、当選すれば12年ぶりの県政復帰となる。だが、知事時代に副知事としてタッグを組んだ3期目の現職・河野俊嗣知事も出馬の意向を示しており、激戦を予想する声もある。
なお、東国原氏は7日に同市内で講演会を行ったが、そこにゲストとして参加したのが同じ元たけし軍団メンバーの大森うたえもん。2人はかつてお笑いコンビ・ツーツーレロレロとして活動しており、大森は前回の東国原氏の当選を機に宮崎へ移住。今も現地を拠点にタレント活動を行っている。
「彼らは40年以上の付き合いで、現在も良好な関係だと聞きます。特に先日の講演会では知事時代に政策秘書を務めた東国原氏の一番弟子だったタレントの早川伸吾も参加。そのため、2人が陣営のスタッフ入りするとの噂も飛び交っています」（地元記者）
ちなみに大森は移住後、定期的に老人ホームを慰問するなどボランティア活動にも積極的で、地元・宮崎での知名度はとても高い。
「地に足をつけて活動しているのは宮崎県民も知っており、本人にその気はなくても県議会議員なら十分当選できる可能性はあります。東国原氏が東京で活動していた間も宮崎に残っていたため、政治の知識は未知数でも県民の目線に立てる人物であることは確かです」（同）
そもそもツーツーレロレロはB&Bやおぼん・こぼん、とんねるず、ウッチャンナンチャンらを輩出したオーディション番組「お笑いスター誕生」（日本テレビ）で8週勝ち抜きを果たした実力派コンビ。19年11月に放送された千鳥がMCの「相席食堂」（朝日放送）ではコンビで久々にロケを行い、息の合ったところを見せている。
会見では「シン・どげんかせんといかん」とのキャッチコピーを発表した東国原氏。一方で県政を舞台にしたシン・ツーツーレロレロの再結成があるのか、こちらにも注目したい。
