「店の人に失礼じゃん」亀梨和也がディレクターを一喝!相次ぐ称賛の声

「めちゃめちゃ店の人に失礼じゃん」

 KAT-TUNの亀梨和也が、新人ディレクターの非常識なロケ手法を一喝。店舗側への気遣いが視聴者の称賛を集めている。 問題のシーンがオンエアされたのは8月4日深夜放送の「KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン」(TBS系)。メンバー3人が新人ディレクターと組んで全国各地の名店や生産者のもとを訪問。人生で一度は食べてみたい「食宝」を追い求めるドキュメントバラエティーだ。

 今回、幻の食材・ホロホロ鳥を求めて亀梨チームが向かったのは盛岡。駅に降り立った亀梨は寄り道して、視聴者から寄せられた「岩手宮古の瓶ドン」をリサーチ。ウニやいくら、めかぶなど、新鮮な魚介を牛乳瓶に詰めたもので、ご飯にかければ豪華な海鮮丼が味わえるという。

 駅ビル内の瓶ドン屋を訪ねた亀梨が「これがいいかな」と目をつけた瓶ドンは、ウニとホタテ、いくら、めかぶが入ったもの。しかし、ここで思わぬ事態に。瓶ドンは冷凍もので、解凍まで5〜6時間はかかるという。この後、ホロホロ鳥に関するロケが組まれていることから、実食の時間が取れないことが明らかになった。

「ミスったろ?」と新人ディレクターに詰め寄る亀梨。だが、そこでディレクターは冷凍品であることは織り込み済みで、すでに瓶ドンを購入して、冷蔵してあることを伝えた。

 これに亀梨は「(店に)来る必要あった?」「茶番か」とツッコミ。続けて「じゃ、買わないってことね?」と確認すると、ディレクターはお店で購入したうえで、事前に購入したものと差し替えて食べるプランを明かした。この差し替えプランが亀梨に却下されると、今度は店で選ぶシーンだけを撮って、買わずに事前に購入したものを食べるという、別のプランを提案。これに亀梨は、「めちゃめちゃ店の人に失礼じゃん。ここで買わないとか」と一喝し、こう続けた。

「ここで選んで『じゃ、これにします。じゃあ』っておかしいでしょ…。わかった、それ(瓶ドン)は選びます。せっかく来たんでここは僕、自分の…プライべートのお土産買って帰ります。お店の人に申し訳ないんで」

 結局、亀梨は自腹で1980円の瓶ドンを5つ購入。送り先をTBSにして「スタジオのお土産にしよう」と語っていた。その後も「店に来て『買わない』は失礼だから」「さすがに俺とかが店に行って『じゃ、これにしよう』で選んで『お邪魔しました』はできないよ。ウソはよくないから」と新人ディレクターを指導。このシーンがオンエアされると、SNSには《さすが亀梨くんは常識人》《昼の番組でフルーツサンドの取材ドタキャンした騒動もあったし、テレビの常識は世間の非常識》《亀梨、よくぞ言ってくれた》と称賛の声が相次いだ。

 番組ではその後、瓶ドンを食べようとするも、番組スタッフが炊飯器をホテルに忘れるというアクシデントが発生。それでもスタッフを鼓舞し続けた亀梨は現場での好感度も爆上がりしたようだ。

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