平成ノブシコブシ・吉村崇や野性爆弾・くっきーをはじめとする複数の芸能人、テレビ関係者を巻き込んだ投資トラブルにより、23日付で所属していた松竹芸能を退所することが発表されたお笑いコンビTKOの木本武宏。
彼の個人事務所によれば、当初報道された木本自身がお金を集めた事実はなく、投資家を紹介しただけだとか。さらに7億円という被害総額についても否定している。
とはいえ、本来は証券会社や暗号資産取引所を通じて取引を行うもので、個人的に投資家に運用を頼むのは法的に問題があり、そもそもリスクが高すぎる。木本自身も被害者だと一部で報じられているが安易に周りに紹介した責任は大きく、「番組降板や事務所退社もやむを得ない」とはスポーツ紙芸能デスク。
今後について24日付の「日刊スポーツ」は芸能活動とコンビを継続する意向だと伝えているが、テレビ復帰はかなり厳しい状況だ。そうなると活躍の場は、ネット上の動画サイトなどに限られてくるかもしれない。
ところが、YouTube「TKO木本武宏のキモトゥーブ」のチャンネル登録数はたったの9070人。相方の「TKO木下のキノちゃんねる〜天まで届け〜」の4万7700人(※いずれも25日時点)の5分の1にも満たない。また、ここ数ヶ月に配信された動画の視聴回数はどれも1万以下とこちらも及ばない。
「YouTubeの広告収入の目安は、1アクセス0.05円〜0.1円といわれており、月の総視聴回数が1000万回でも50〜100万円です。これでも恐らく、彼の現収入より圧倒的に少なく、返済額がいくらになるかは不明ですが今の状況では返済どころか生活費を稼ぐこともままならないでしょう」(同)
現在は趣味のサウナ巡りの様子などをアップしているが動画のリニューアルはもちろん、配信頻度も大幅に増やさなければ十分な収益を得るのは難しいと指摘する。
「良くも悪くも今が旬。いっそのこと相方とコンビで新チャンネルを立ち上げるのも手かもしれませんね。本邦初のトラブル系ユーチューバーコンビとして注目度は抜群でしょう」(同)
ただし、2人のチャンネル登録者数を合わせても6万人以下。ユーチューバーとして活動するのも簡単なことではなさそうだ。