スキンケアブランド「ビオレuザボディ」シリーズの主力商品「ジェルボデイウォッシュ」の新WEB広告が5月20日に発表された。このCMには「ウルトラマンX」などの代表作を持ち、“2.5次元俳優”として女性から絶大な人気を誇る高橋健介(27)が出演。“2.5次元俳優”のCM抜擢が話題になる一方で、その演出方法が物議を醸している。
話題のCMは「手のひら洗い社長篇」という動画で、スーツ姿の高橋が「手のひら洗い」を推奨するシーンから始まる。しかし次のシーンではメガネとネクタイ以外を脱衣し、“マッパネクタイ”状態でジェルボディウォッシュを使用。商品を実際に使用するシーンはCMには不可欠だが、舐めるようなカメラアングルで収められた洗体シーンは意図したものなのか、妙に艶っぽく描写されている。マッパ姿にネクタイというフェチ感たっぷりの演出は賛否を呼んでいるようだ。
「同CMが公開されると、高橋ファンの女性からは《推しがマッパネクタイ&ヌルヌル状態でCM出演…最高かよ》《ビオレさん、どういう企画会議の流れでこの演出になったのか気になりすぎますw》《推しがヌルヌルで尊いですビオレさんありがとう》と喜びの声があがり、関連するワードがTwitterでトレンド入りするほどの話題になりました。しかし一方で、《イケメンの裸ネクタイは炎上しないのか》《これを喜ぶ層と“たわわ騒動”で怒り狂っていた女性が違う層なのは分かるが、このヌルヌル描写がスルーされるの納得いかない》《フェミはこれスルーするなら二度と製作物で騒ぐなよ。女の意見だけ許される世界はそれこそ差別》といった声もあがっています。昨今ではバストを強調した女性キャラクターが広告などに起用されると《性的搾取》《環境型セクハラ》といった批判が殺到し、炎上騒動に発展したケースは1度や2度ではありません。イケメン俳優の艶描写CMが絶賛されていることに、不平等さを感じるユーザーが続出するのも頷けます」(情報誌ライター)
同シリーズおなじみのキャッチコピー「まさつレスーッ!」でCMは締められているが、ネット上では演出の是非をめぐって摩擦が起きているようだ。
(浜野ふみ)