国民生活センターも警鐘!「コインパーキング高額請求」遭わないための注意点

 チョコレートプラネットの長田庄平が自身のTwitterにコインパーキングの高額請求に遭ったことを投稿し、ネット上には続々と同様の経験談が寄せられるなど波紋が広がっている。

 1月30日、長田は「約4時間程駐車して出ようしたらこの値段!8度見ぐらいして見たら上限無しのコインパーキングだった、、、」と料金1万800円が表示された画像を掲載。「近くに上限3800円のパーキングがあったのでてっきり同じ感じと思ったのが失敗、、」「※赤坂です#東京怖い」と投稿した。

 今年に入り同じようにコインパーキングによる高額請求を明かす芸能人が増え、1月27日にはドランクドラゴンの鈴木拓も自身のTwitterに「いや!銀座の駐車料金高すぎ!異常だよこんなもん!頼むよ!」と料金2万1480円と表示された画像を掲載。「コレだったら子供に美味いもの食べさせてやるかゲームでも買ってあげたかったなぁー」と嘆いている。

 またこの投稿を受け、おぎやはぎの矢作兼も「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(TBSラジオ)で、銀座のコインパーキングの恐ろしさを解説し、「看板に料金書いてあるじゃん? 結構大きめの字で。600円なんだけど、600円だけ見ちゃだめよ。スラッシュの後、10分とか書いてあるからね」と1時間ではなく“10分あたり”600円になっていることに注意するよう訴えている。

「こうした表示の紛らわしさによってコインパーキングで思わぬ高額請求を受けたのは芸能人に限らず、全国の消費生活センターには数多くの相談が寄せられているそうで、18年には国民生活センターのホームページでも『コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう「一日最大○○円」…、確認せずに利用すると高額料金になることも!』と注意喚起しているのです。そこでは『当日最大600円と大きく書かれたパーキングを2日利用したところ1200円ではなく4000円を請求された』という具体例を出していますが、最大料金があるにも関わらず、2日目以降は適用されなかったり、また土日祝は適用外だったりと仕組みが非常に複雑になっている場合もある。駐車する前に細かい注意書きをしっかりと確認しなければなりません」(生活情報誌ライター)

 相次ぐ芸能人の訴えにより、コインパーキングの分かりづらい料金体系が是正されることに期待したいが…。

(小林洋三)

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