内容が薄い!?太川陽介&蛭子能収「旅バラ」低迷に「土スペに戻すべき」の声

 テレビ東京の旅番組の顔として、視聴率獲得に貢献してきた名コンビ、太川陽介と蛭子能収。2人がメインを張る新番組「太川蛭子の旅バラ」(テレビ東京系)がスタートしてから約1月半が過ぎ、放送回数は5回を超えた。鳴り物入りで始まった同番組だが、視聴率は苦戦している。

 5月16日の放送では2年4カ月ぶりに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を復活させ、なりふり構わぬ攻勢に出たが、視聴率5.2%と結果はついてこなかった。早くも「レギュラー番組化は失敗だったのではないか」という声も聞こえ始めた。

「視聴率が振るわない理由はいくつかありますが、一番問題なのは『内容が薄い』と視聴者が感じていることです。それが顕著に出たのが5月23日放送の『新緑の房総 賢い倹約旅 蛭子さんが節約したらステキな旅に』でした」(テレビ誌ライター)

 この回は蛭子が房総半島を旅するという内容。木更津をスタートし、白子町にある黄金の湯に制限時間内にたどり着けばクリアとなる。この旅はわずか1日で収録が行われた。

「放送時間が1時間とはいえ、1日の旅では内容が薄く感じてしまいます。以前のバス旅は放送時間2時間で旅は3泊4日でした。旅バラが毎週のレギュラーになったので、時間をかけて収録できないのでしょう。復活したバス旅も1泊2日に短縮されていましたから。旅の醍醐味が感じられず薄くなってしまったのであれば、レギュラー化は失敗だったと言わざるを得ません」(テレビ誌ライター)

 太川陽介と蛭子能収の名コンビを活かすため、以前の「土曜スペシャル」に戻すべきという声もあるが、さてテレ東の判断やいかに。

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