日本中に大きな違和感を与えている2020年開業の品川~田町間の新駅名「高輪ゲートウェイ」駅。その是非はさておき、我が国の伝統的オヤジギャグにまで影響を及ぼしているというから驚きだ。
「今年の忘年会で多発必至と言われているのが『宴も高輪ゲートウェイ』というギャグです。これまで、宴会を締めくくる挨拶の枕として常套句だった『宴も高輪プリンスホテル』が、遂に世代交代するというわけです。ネット上でも『えー。それでは、宴も高輪ゲートウェイ駅でもございますが旋風が吹き荒れると思うぞ』『これは是非使いたい』『多分、俺が言う』と新駅名以上にウェルカムムードなのは皮肉な話です」(エンタメ誌ライター)
昭和オヤジ世代は「プリンスホテル」。平成オヤジ世代は「ゲートウェイ」と使い分けも可能だ。
「ネット上には、「宴も高輪 ゲートウェイ」が“七五調”になっているという指摘もあり、頭に5文字を付け足せば、川柳にもなるという分析がなされています。例えば、『ほろ酔いで 宴も高輪 ゲートウェイ』などと一句詠えば、インテリジェンスすら漂う最強のオヤジギャグの完成です」(前出・エンタメ誌ライター)
オヤジギャグに勇気は不要。君が言わなければ別の人が言うだけだ。ゴキゲンにオヤジギャグを放つ愉しみを是非、味わっていただきたい。