賛否両論の「18歳以下10万円給付」、高橋真麻の“使い道”コメントが物議

 フリーアナウンサーの高橋真麻が11月8日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)に出演し、政府が検討中の18歳以下の国民に向けた一律10万円の給付案について言及している。

 政府、与党は同日、コロナ禍における格差是正のための大型経済対策として、公明党が公約に掲げてきた18歳以下の子どもへの10万円給付案を検討中だった。しかし、この時点では給付対象に所得制限が設けられておらず、富裕層の家庭にも現金が給付されることになるため、多方面から反対の声が上がっていた。
 
 昨年4月に第1子女児を出産した高橋もこれに当てはまり、「純粋に、子供に10万円給付されたら嬉しいな、ってのはあります。コロナ禍で子供もすごい負担を強いられていて。それぞれの家庭の事情もありますけど、ちょっといいおもちゃを買ったり、家族で旅行に行ったり。ちょっと懐に余裕できたら、子供も楽しめるんじゃないかな」と、その使い道について語っている。

「新型コロナウイルスの蔓延や自粛要請による煽りを食らった困窮層を支援する必要が求められている中、この18歳以下への一律10万円支給は元大阪府知事の橋下徹氏も『天下の愚策』と一蹴。現に貧困層ではない橋下氏自身も給付の対象に入り、使い道として『ちょっといいおもちゃ』を挙げた高橋のような富裕層も含まれるということで、本当に現金を必要としている人に届くのかどうかは微妙なところ。世間からは『いいおもちゃや旅行に使う』とした高橋に対し、『いい気なものですね。子供のいない夫婦や就労もままならない独身者などで低所得な層には一切の恩恵なし』『もらえない世代があるかもしれない中で、こういう発言はダメ』『本当に給付が必要な世帯はおもちゃや旅行に使う余裕はない』といった反応が目立った一方で、高額な税金を納めているであろう高橋が購買や旅行で経済を回すことは『むしろありがたいこと』だと支持する声もありました」(週刊誌ライター)

 結局、自公は10日、年収960万円の所得制限を設けることで合意したが、その境界にかんしても疑問が残るところである。

(木村慎吾)

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