ユニクロは10月15日から11月30日まで、使用済みの「ヒートテックインナー」や「ダウンウェア」の店頭での回収を実施。持ち込んだ客には同店で使えるデジタルクーポンが最大で1000円付与されるキェンペーンとあって、ネット上では《買い替えのチャンス》との声が相次いでいる。
「このキャンペーンは、服を捨てないことで環境や社会に貢献する取り組みである『RE.UNIQLO』の一環として実施されるもので、ヒートテックインナー1点につき200円、最大5点で1000円のデジタルクーポンが進呈されます。なお、ヒートテックインナー以外のヒートテック関連商品は対象外の一方、ダウンウェア(マフラー、ひざ掛けなども対象)を持ち込んだ場合は1点1000円のデジタルクーポンが発生するといいます」(衣料ライター)
回収した商品は、着用が可能なものは難民キャンプや被災地への緊急災害支援などに届けられ、着用に適さないものは自動車用防音材や高カロリー固形燃料等へリサイクルされるという。
これにネット上では、《長年ヒートテックを買い替えせずに着倒してたから、このキャンペーンはありがたい》《子供のヒートテックってすぐにサイズが合わなくから、リサイクルしてくれるのは本当に助かる》《長年愛用したものがリサイクルされて、誰かの役に立つというのも嬉しい》など喜びの声が数多く寄せられている。
「ユニクロが2018年に実施したインターネット調査によれば、ヒートテックを買い換えるタイミングは『破けたり、ほつれ、毛玉が出来てきたから』が58%で一番多い回答となっているように、着倒す人が多いことが明らかになっています。ヒートテックの吸湿発熱性、保温性は素材自体がその機能を持っていて基本的には使用期限がないそうなので、なかなか買い換えられないという人も多いのではないでしょうか。そのため今回のキャンペーンは、ヒートテックインナーを買い換えるにはベストなタイミングとなるのは間違ありませんね」(前出・衣料ライター)
肌寒くなってきた今、押入れのヒートテックを買い替えてみてはいかがだろうか?
(小林洋三)