加藤綾子とバチバチ!? 大島由香里が古巣フジ出演でおかした「禁忌」とは?

「フジテレビですよ。久しぶりに湾岸スタジオに足を踏み入れて…全くホーム感なかったんですよ。正直言うとね(笑)」

 8月10日、YouTubeチャンネルにアップした動画で「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)の収録を振り返ったのはフリーアナの大島由香里。元フジの局アナでありながら、お台場で「アウェー」を感じた理由について、報道番組を主戦場としていた大島アナは数えるほどしか湾岸スタジオに足を踏み入れなかったと説明。そんな事情もあってか、「自分の中で引いてしまったなっていう反省があります」と述べ、番組MCの明石家さんまとは何度か共演歴があるものの、「その安心感がちょっと自分のユルさを生んでしまったのかなって」として、次のように反省の弁を述べた。

「フリーアナウンサーが集まって、いろいろ言うホンネトークの回だったんですけど、ちょっとしばらく自己嫌悪に陥るくらい悔しい思いをしましたが…、加藤綾子アナウンサー、カトパンは私の1期下ですけど、加藤とは番組でもからんだことがないので、フジテレビ時代から(笑)」

 それでも「あ〜大島さん、お久しぶりです」と声をかけてくれた加藤綾子アナには「尊敬」と「感謝」の念を抱いたという大島アナ。8月11日にオンエアされた「ホンマでっか!? TV」では、その加藤アナに「年商2000億の方と結婚して、もうこの後、『悠々自適です』という感じで…」と“口撃”をしかけるなど、大きな爪痕を残してみせた。

「加藤アナにしては珍しく、キレ気味に『人のお金は頼っていません』と反論。バチバチと火花を散らしながらも、彼女のホンネを引き出したのはフジの先輩である大島アナの功績と言っていいでしょう。古巣フジのバラエティでは今後も“毒舌キャラ”として存在感を発揮しそうですが、この日は大島アナがアシスタントを務める帯番組の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)が21時から生放送。つまり『ホンマでっか!?』と時間帯がモロかぶりになっていました。これにはSNS上でも『大島アナ、フジとMX思い切りかぶってるやん。どっちを見たらいいのやら』『ゴールデンで堂々と裏かぶりって…どんだけ売れっ子なんだ』『これMXが東京ローカルだから許されるのかな』といったコメントが噴出。確かにチャンネルを変えると、両番組に同時出演しているのが確認できました。ナイター中継の延長など、放送時間の繰り下げで他局とかぶることは珍しくありませんが、ここまで堂々と裏カブリが発生するのはレアケースと言っていいでしょう」(テレビ誌ライター)

 出演するタレントについたファンが分散されてしまうことで、昔から「禁忌」とされてきた出演番組の裏カブリ。大島アナに落ち度はなくても、その切れ味鋭いトークに魅了されてきたファンの間に混乱を招いたのは事実のようだ。

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