人気4人組バンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Taka(33)が自身のインスタグラムのストーリーに音楽フェスの中止についての想いを綴り、大きな反響を呼んでいる。
茨城・国営ひたち海浜公園で8月7日から開催が予定されていた野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2021」、通称“ロッキン”の中止が7月7日に正式発表された。感染拡大予防のため、例年の半数以下の収容人数に絞るなど、開催へ舵を切り各出演アーティストや関係者たちが準備をすすめる中ではあったが、茨城県医師会から事務局側に開催中止の要請が出されたことを受け、中止が決定したという。
この発表を受け、Takaは自身のインスタグラムのストーリーにコメントを投稿した。
投稿には“ロッキン”のキャプチャ画像とともに「これは僕の一意見。」「しょうがないとか 残念とかで許してくれる日本の音楽好きもミュージシャンも 本当に優しい。」「ただな。もう そろそろみんな怒るよ。」とミュージシャンやファンに寄り添うコメントを投稿した。
「そろそろ怒るよ」という強いメッセージに、ファンからは《共感でしかない。コロナ、そろそろ怒るよもうほんとに》《ロッキン中止でTakaを好きになるとは思わなかった…》《音楽は不要不急じゃないし、ミュージシャンは怒っても良いと思う》《Taka様もお怒りの模様、ほんとに残念》《声をあげてくれてありがとう、改めて好きだと感じました》《悔しすぎて涙が止まらん、Takaの言葉、ほんとそれな》と共感の声が相次いでいる。
長引くコロナ禍において、まるで「不要不急だ」と言われ続けているような音楽業界だが、Takaの今回の発言をきっかけに救済の方向に進むことを願う。
(浜野ふみ)